転職は裏切り? 転職経験者の人事管理職が回答します

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悩んでる人
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今の会社を辞めようと思っているんだけど、周りから裏切者扱いされそうだし、親からは転職しない方がいいと言われる。

周りから言われると自分自身も転職していいものか分からなくなってきた…

どうすればいいんだろう。

今回は、こんなお悩みにお答えします。

匿名係長
匿名係長

この記事を書いている私は、某大手企業の人事管理職(採用担当)をしているキャリアコンサルタントです。

私は新卒で銀行に入行した後、転職して、現在の某大手企業に勤務しています。

今回は、転職は裏切りか?というテーマで記事を書いていきたいと思います。

それでは行きましょう。

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転職は裏切りか?

私個人的には、転職は裏切りではないと思います。

その理由について、「市場トレンド」、「企業側」、「従業員側の視点」で書いていきますね。

市場トレンドは?

終身雇用の崩壊

経団連の会長やトヨタ自動車のトップが口を揃えて・・・

「終身雇用を守るの難しい」

と発言がありました。

トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。

13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。

引用元:日経ビジネスより

昭和の高度経済成長時は、たしかに会社も定年まで人材を面倒を見るという文化がありました。

ところが、最近はどうでしょうか?

  • 副業の解禁
  • 退職金の削減(廃止)
  • 年功序列の廃止
  • 成果主義への移行
  • メンバーシップ採用からジョブ型採用
  • 自律を促すためのセルフキャリアドック
  • AI推進による単純なマニュアルワーカーの削減

従業員を最後まで面倒を見るような市場トレンド、雰囲気ではないですね。

匿名係長
匿名係長

会社は最後の最後は守ってくれない。

会社は最後の最後では、従業員を守れません。

私の銀行員時代、担当した企業が倒産して、路頭に迷う従業員をたくさん見てきました。

本当に悲惨です。

  • 住宅ローンが返せない
  • 子供に十分な教育を提供することが出来ない
  • 妻にも労働を強いることになる

数年後すら、先が見えない状態で、自分自身だけではく、家族ですら守れないのです。

この会社を辞めて、他の会社に行くことが裏切り者という上司がいるのであれば、その上司が自分の命を引き換えできるでしょうか?

従業員を守ることが出来るでしょうか?

そんな気持ちがないと、説得力がありませんよね?

社長ですら、その確約が出来ないのですから。

「裏切り者」ということは、誰も言えません。

黒字リストラの増加

2018年頃から、大手企業が「黒字リストラ」という施策を導入し始めました。

2019年頃には、下記の大手企業も「黒字リストラ」を始めました。

  • キリンビール
  • コカ・コーラ
  • 富士通
  • 朝日新聞
  • 協和キリン

などは、黒字経営にも関わらず、「早期退職」を実施しています。

事情は各社様々でしょうが、共通点は45歳以上の中高年に対する早期退職制度であることです。

45歳以上の方は、「氷河期世代」、「バブル期」世代でもあり、部下を持たない管理職も多いんです。

そして、年功序列の制度であれば一番給与も高い年代です。

  • 黒字のうちに若返りをしておこう
  • 定年延長も見据えて、早いうちに手を打っておこう

そんな感じでしょうね。

高年齢者雇用安定法で、2025年には65歳まで希望したものを再雇用しなければなりません。

さらに、70歳までは就業機会の努力義務。

面接官
人事部長

70歳まで面倒を見るのは無理だ・・・

それが、黒字リストラの背景にある企業の本音ですね。

企業を裏切る前に、企業から裏切られる可能性もゼロではありません

企業側の視点は?

退職の話をしたとき・・・

上司から言われる言葉で多いのは、

面接官
上司

あなたはまだ会社に貢献していない。

教育を前提に採用したので、今辞められると困る、会社に貢献しろ!

という上司。

しかし、それは終身雇用が中心だった時代の事です。

今は、成果主義に移行しようとしている時代です。

コストをかけて人材を育てる。

その考え自体が古いのです。

「終身雇用制や一括採用を中心とした教育訓練などは、企業の採用と人材育成の方針からみて成り立たなくなってきた」(2018年9月3日、経団連中西会長の定例記者会見より)

引用元:ビジネスインサイダー

入社してある程度経てば、会社に貢献できるようマニュアル化した仕事や自動化したシステムを中心として、仕事をしてもらう。

システムなどで代替できないものを人間が取り組み、マンパワーを掛ける。

そうすれば、こんなに時間とコストをかけた人材が辞めても仕方がないと思えるはずです。

従業員側の視点

仲間意識がある

一緒に働いている仲間が、会社を辞めると知った時、少し裏切られた気持ちになりませんか?

その気持ちがあるのであれば、本当の仲間ではないと思います。

羨ましいという気持ちがあるから、裏切りと感じるんだと思います。

面接官
上司

自分は家庭もあるから、思い切って転職なんかできないよ・・・

自分が辞めると、周りが迷惑するけど、お前は平社員だし気楽でいいよな。

とかいう人いますよね。

ハッキリ言って、それは逃げているだけです。

匿名係長
匿名係長

現時点で将来を不安に思っているのであれば、将来のために、家族のために、何かしらの行動を起こすべきです!

私も転職した当時は年収が下がることに対して、親や同僚からは「もったいない」と言われました。

しかし、数年たってみるとどうでしょうか?

銀行員時代よりも、将来の不安は圧倒的になくなりました。

私は本当に転職してよかったと心から思います。

なぜなら、自分でお金を稼ぐことが出来るスキルを、転職して身に着けることが出来たからです。

転職するか迷っている方

転職先を検討するうえで、必ず考えて欲しいことを3つ書いていきます

単純作業の仕事でない事

一つ目は、単純作業でない仕事です。

単純作業の仕事は、いつかロボットに代替されます。

単純作業では、ロボットには勝てません。

私も、エクセルでマクロを使用しますが、自分が計算するよりもはるかに早く、データが出来上がります。

このような仕事は、仕組みが出来上がることで、単純なマニュアルワーカーは淘汰されていくのは目に見えています。

どの会社でも通用するスキルが身につく仕事

2つ目は、どの会社でも通用スキルが身につく会社です。

例えば、社会保険の知識、給与計算の知識、財務、経理の知識、採用などのノウハウなどは、どの会社でも通用します。

つまり、変化に適応できる「スキル」、「能力」の事です。

キャリアコンサルタントの用語では、キャリアアダブタビリティーと言います。

勤務している会社のシステムや、操作方法に詳しい事務員さんは、その会社が無くなってしまえば、どの会社でも生かせません。

匿名係長
匿名係長

一方、どの会社でも生かせる能力、スキルがあれば、たとえその会社が無くなっても、次の会社で適応、順応することが可能です。

個人の能力が高まる仕事

3つ目は個人の能力が高まる仕事です。

これからの時代は、個の時代です。

芸能人でも、大きな事務所を飛び出して、個人で活躍する芸能人が増えていますよね。

最悪、会社がなくなっても、個人で稼ぐことが出来れば何とかなります。

そのためには、個人の能力が高まる仕事を選びましょう。

匿名係長
匿名係長

私もブログを書いていたことで、某企業のブログ運営代行の仕事をもらうことが出来ました!

キャリアの相談をすることも一つの手

社内でのポジションはなんとなくわかるけど・・・

社外で自分の評価や力がどこまで通用するのか知りたいですよね。

身体の健康診断と一緒で、キャリアの定期健診もする必要があると私は思います

そこで、管理職の皆さんは、ハイクラス専門の採用エージェントに無料登録するのもオススメです。

意外と自分のスキルが他の会社で求められていたり、年収が高い企業の情報が得られることもあります。

匿名係長
匿名係長

私も、今は転職するつもりはないのですが、採用エージェントに登録して、定期的に相談に乗ってもらっています。

この記事を見ている方は、会社から認められ、管理職相応の方や管理職(ハイクラス)の方が多いと思います。

是非、登録して、自分の価値を確かめ、自信をもっていただけると嬉しいです。

私も、今の仕事よりも高年収の求人のお誘いがあり、モチベーション維持につながっています。

JACリクルートメントの担当者も皆さんが、将来的にお客様になってもらえるかも知れませんので、損はしません。特にハイクラスの方はお金になります(笑)

ですので、嫌な顔せず話を聞いてくれますよ。

エージェントを上手に利用してみましょう。

JACリクルートメントは、あまり聞きなれないと思いますが、業界ではとても有名で、東証一部上場企業。

有名youtuberのリベラルアーツ大学の両学長も、JACリクルートメントを「おすすめの転職エージェント」として発信されていますよ。

今後はどんな能力を身に着けるのが良い?

私が“おすすめ”するスキルは下記の2点です。

プログラミングスキル

一つ目は、プログラミングスキルです。

プログラミングが出来るようになると、自分の代わりに、コンピューターに働かせることが出来ます。

私が書いているこのブログも、一部プログラミングを使っています。(HTML、CSS)

高度のものではありません。

初歩的なプログラミングです。

いま、日本のIT人材は、圧倒的に不足しています。

下記の資料は、経済産業省の調査(2019年3月)のものです。

出展元 経済産業省の調査(2019年3月)

2030年には、厳しめに見た、低位シナリオでも、16万人ものIT人材が不足します。

今後、プログラミングを中心のIT人材の需要はどんどん高まっていき、個人でも仕事が増えていくものと考えられます。

ヒューマンアカデミーでは、無料のWEB説明会を開催しています。

どこでも働けるスキルを身に着けていきましょう!

ヒューマンアカデミー公式サイトはこちら

カウンセリングスキル

もう一つは、カウンセリングスキルです。

私はAIに代替されない、カウンセリングスキルは勉強しておいて損はないと思います。

人の気持ちはロボットに代替されませんよね?

キャリアコンサルタントについて気になる方は、下記の記事をご覧ください。

退職を伝えるのが面倒という方は、退職代行という選択肢

私は元銀行員ですが、辞める決断をした際、とても話にくかったことを覚えています。

そして辞めるのと引き換えに、「有給は取得するな」、「ノルマを達成してから辞めろ」と言われたことを覚えてます。

今、私は人事の仕事をしているので、上記は当然おかしなことなのですが・・・

当時27歳の私はそれがおかしなことなのか分かりませんでした。

退職代行を利用すれば、退職に関わる手続きをすべてやってくれますよ。

私が今でも後悔しているのが、「有給休暇を40日余らして、辞めたこと」です。

当時の基本給は30万円でした。

有給を取得しなかったことによって、54万円も損したことになります。

【計算式】30万円÷22日(1ヵ月の所定労働日数)×40日=545,454円

匿名係長
匿名係長

退職代行費用は約3万円かかりますが、有給取得を交渉してくれることや、有給休暇買取も交渉してくれる場合もあります。

初期費用は掛かりますが、トータルで見ると得をしますよ。

退職代行サービスをまとめた記事も書いています。

損をしないために、是非ご覧ください。

初期費用がない方は、月3,000円で年2回まで依頼が出来るサブスクサービスがあります。

※ただし、12カ月間、継続する必要があります。

詳しくは、下記の公式サイトを確認してください。

さいごに

いかがだったでしょうか。

転職は裏切りか?というテーマで記事を書いていきました。

まとめると・・・

  1. 転職は裏切りではない
  2. 会社は社員を守ってくれない
  3. 守ってくれるのは、自分のスキルとノウハウだけ

転職を考えている方は、下記の記事を読んでみて下さい。

転職を有利に進めていける記事を書いています。

また、下記の記事は、私が7年間採用担当者、責任者として培ってきたノウハウを詰め込んだ記事になります。

有料級の情報を詰め込んでいますので、ぜひ一度ご覧ください。

さいごまでご覧頂きありがとうございました。

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