
キャリアコンサルタント資格に興味があるんだけど、無駄という口コミ、意見も多いんだよね。
実際のところ、どうなんだろう?
現役のキャリアコンサルタントの本音が聞きたいな・・・
今回は、こんなお悩みにお答えします。
【この記事の信頼性/筆者紹介】


この記事を書いている私は、某大手企業の人事管理職をしている匿名係長です。
キャリアコンサルタントを取得して、上場企業へセミナーをしたり、セルフキャリアドックをしています。
今回は、キャリアコンサルタントの資格は役に立たないのか?
資格を取得しても意味がないのか?無駄だったのか?
ということについて、記事を書いていきたいと思います。
それでは行きましょう。

キャリアコンサルタント資格は役に立たない?意味がない?

キャリアコンサルタントを取得したことは無駄ではありません。
必ず役に立ちますし、意味があります。

私はキャリアコンサルタントを取得して収入が上がりました。
本業でも活かせていますし、副業をして実際に生活が豊かになっていますし、自己肯定感も上がりました。
キャリアコンサルタント資格が役に立つ3つの理由

キャリアコンサルタントが役に立つ3つの理由は下記の通りです。
- 相談業務はなくならない
- 人材業界に就職するアピールポイントになる
- 今後セルフキャリアドックの重要性が増す
1つずつ解説していきます。
相談業務はなくならない
人間は悩む生き物です。
あなたも今悩んでいませんか?

キャリアコンサルタントって無駄なのかな?
取得しようと考えているけど意味があるのかな?
と考えて、ネットで検索をしたのではないでしょうか?
人間は生きていくうえで悩みを持ち、キャリアについても悩みます。
人間の悩みはAIで解決できるものではなく、なくならない仕事と言えるからです。
人材業界に就職するアピールポイントになる
人材派遣会社にはキャリアコンサルタントの配置が義務化されています。
平成27年に施行された派遣法改正において、派遣元事業主である人材派遣会社にはキャリアコンサルタントの配置が義務化されました。しかしながら、数多くの人材派遣会社では、キャリアコンサルタントの有資格者が存在しないのが現状です。また、厚生労働省(労働局)の行政指導について、キャリアコンサルタントの有無や資格が問われ、キャリアコンサルタントが不在となれば、派遣法に違反することになります。
引用元:全国請負化推進協議会
キャリアコンサルタントの取得は困難ではないとはいえ、時間と労力がかかります。
将来的に人材業界に身を置きたい人は、キャリアコンサルタントが役立ちます。
今後セルフキャリアドックの重要性が増す
セルフキャリアドックは、自身で主体的にキャリアを形成する仕組みのことです。
厚生労働省では下記のように提唱しています。
セルフ・キャリアドックとは、企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、また、そのための企業内の「仕組み」のことです。
引用元:厚生労働省
以前の日本は企業側が組織に合った教育を施していました。
終身雇用だからこそできる仕組みです。
一方、今は変化が激しい時代。

あの世界のトヨタでさえ、終身雇用は限界と発言しています。
令和の時代は、一人一人が主体的に自己研鑽し、キャリア形成をしていかないと会社として維持できなくなりつつあるのです。
そこで、キャリアコンサルタントがセルフキャリアドックを実施し、従業員1人1人が主体的にキャリア形成に取り組むべく仕組みを企業と一体となって作っていく必要があります。
このセルフキャリアドックは今後需要が増していくでしょう。
キャリアコンサルタントが役に立たないと思われる5つの理由

キャリアコンサルタントが役に立たないと考えられている理由は下記の5つです。
- 独占業務がない
- 取得までの費用が高額で更新料も高額
- 国家試験だが、合格率が40~60%と高い
- 正解がない対人業務
- 認知度が低く、怪しいと思われる
1つずつ解説していきます。
独占業務がない
キャリアコンサルタントには独占業務がありません。
理由は、独占業務にしてしまうと各会社で職業能力開発が出来なくなり、国が目指す本質から外れてしまうということが大きいのではないかと考えています。

独占業務についての記事も書いています。
取得までの費用が高額で更新料も高額
キャリアコンサルタントは取得費用に加え、更新料も高額です。
取得費用はざっくり30~40万円掛かります。
また、更新料も5年ごとに約12万円程かかります。

取得費用も高く、更新料も高いため、国の天下りのために作った資格だ!
なんて言われ方をしています……
合格率が40~60%と高い
国家試験であるにも関わらず、合格率が40~60%と高い数字で推移しています。
下記が過去の合格率の推移です。


正直、この人が合格できたの?
と思う方は、養成講座の中にいました。
キャリアコンサルタントの質については、正直なところ微妙ですので、役に立たないと言われるのかもしれません。
正解がない対人業務
キャリアコンサルティングに正解はなく、相談者の答えは相談者のみが知っています。
キャリアコンサルタントは「相談者が自律的に行動し、社会や組織の中で持てる能力を最大限に発揮し、有能に機能できるように支援すること」
主役はあくまで相談者自身なのです。

そういわれると、なんだか洗脳しているようで、怪しい!!
そのように一般的に思われているのだと推測します。
認知度が低く、怪しいと思われる
キャリアコンサルタントの社会的認知度はまだまだ低く、活躍の場は企業内キャリアコンサルタントが中心です。
そのため、資格を取得しても即評価につながったり、年収が上がったりすることは極めて稀です。
しかし、私は実際に取得して社内で評価されましたし、実際に年収も上げることができています。
キャリアコンサルタントの権威性を上げる2つのこと

キャリアコンサルタントが無駄、役に立たないと言われないためには権威性を上げる必要があります。
権威性を上げるには、下記の2点が必要です。
- キャリアコンサルタントが日々のスキルを高める
- キャリアコンサルタント試験の合格率を厳しくする
1つずつ解説していきます。
キャリアコンサルタントが日々スキルを高める
私たちキャリアコンサルタントが、日々努力し自己研鑽をすることで、やっぱりキャリアコンサルタントに任せて良かった、と思わせることが必要です。

キャリアコンサルタントの有資格者として、圧倒的な力の差を見せつける必要がありますね。
キャリアコンサルタント試験の合格率を厳しくする
これは、こちらから何か出来ることではありませんが、キャリアコンサルタント試験をもっと厳しくするべきです。
実技面接の合格率が40%ほどになれば、選りすぐりのキャリアコンサルタントが排出されると考えます。
キャリアコンサルタントはこれからの資格

キャリアコンサルタントは、これからの資格です。
キャリアコンサルタントになるには、養成講座に行くのが近道です。
私がおすすめの養成講座は、「ヒューマンアカデミー」です。

無料の資料請求、WEB説明会に是非参加されてみて下さい!
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また、おすすめの養成講座の比較の記事を書いています。
参考にされてください。
キャリアコンサルタントへの近道は養成講座へ通うこと

キャリアコンサルタントへの近道は、養成講座に通うことです。
養成講座に行くと下記のメリットがあります。
- 養成講座に通った方が試験の合格率が高い
- 養成講座でかけがえのない人脈が出来た
- 様々な業界の仲間が出来た
養成講座に通った方が試験の合格率が高い
養成講座に行くと合格率が上がります。
これは合格率から見ても正しいと言えます。
学科は独学でも合格できますが、実技試験は独学では難しいです。
詳しくは、「キャリアコンサルタントは独学合格可能?」の記事をご覧ください。
養成講座でかけがえのない人脈が出来た
養成講座でかけがえのない人脈が出来ました。
今では、養成講座で知り合った4人で、企業にセルフキャリアドックを行ったり、企業にセミナーを行ったりしています。
様々な業界の仲間が出来た
養成講座では様々なバックボーンを持った仲間が出来ました。
- 派遣会社の社長
- 高校の校長先生
- 不動産会社の役員
- ハローワーク職員
- 設備工事会社の専務
- 上場企業の人事管理職
頻繁に会うことはありませんが、弱い紐帯の強み(byマーク・グラノヴェッター)にもあるように、新規性の価値のある高い情報は、家族や親友よりも、少し関りのある方から入ってくるそうです。
人脈は多いに越したことはありません。
キャリアコンサルタントは今が取得しやすくチャンス

キャリアコンサルタント10万人計画を政府が推進しています。
これはチャンスです。
国主導のキャリアコンサルタント10万人養成計画

標準レベルのキャリア・コンサルタント及びキャリア・コンサルティング技能士の累積養成数について、平成36年度末に10万人とすることを数値目標とする。
厚生労働省 出展:キャリア・コンサルタント養成計画について
集中養成期間の終期である平成31年度末においては、当該累積養成数を7万9千人とすることを目指す。
キャリアコンサルタント資格は取得しやすい
キャリアコンサルタントは合格率が高いです。
言い方が悪いですが・・・「え、この人が合格できたの?」って思う人も居るのが実情です。

現役のキャリアコンサルタントとして、ハッキリ言いたいのですが、キャリアコンサルタントの実技合格率は60~70%で推移しています。
高すぎるのではないでしょうか?
養成講座で一定のレベルを担保しているように見えますが、真面目に通学していれば、普通に卒業できます。
もう少し、入口の部分で厳しい基準で見てもらえると、キャリアコンサルタントの資格の価値が高まると私は思っています。
一方、いつかキャリアコンサルタントを取得したいと思っている人は、難易度が上がる前の今がチャンスです。
早めに取得することをオススメします!
不動産業界の資格である、「宅建士」も最初は易しかった資格ですが、みるみるうちに難易度が上がってきましたよね。

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キャリアコンサルタントの難易度や合格率は?

上記の表は、現時点までの試験の同時合格率をまとめたものです。
なお、キャリアコンサルタントは受験団体が2つあります。
受験団体については、後述で説明します。
キャリアコンサルタントの難易度は普通~やや易しい
キャリアコンサルタントの難易度は「普通からやや易しい」といったところです。
正直、そこまで難しくないです。
キャリアコンサルタントの合格率は40~60%
キャリアコンサルタントは国家資格ですが、合格率は40~60%。
2人に1人は合格できます。
キャリアコンサルタントの難易度は今後上がる?
キャリアコンサルタントの難易度は今後上がる可能性があります。
理由は、国の主導でキャリアコンサルタント10万人養成計画を推進しているからです。
詳しくは「キャリアコンサルタントの難易度は合格率は今後上がる?」の記事をご覧ください。
キャリアコンサルタントの資格取得メリットは?

私はキャリアコンサルタントの資格を取得して本当に良かったと思います。
理由は下記の5つです。
- 自己肯定感が上がった
- 副収入が得ることができた
- 人脈が増えた
- 人間関係も良好になった(気持ちに敏感になる)
- 転職にも有利になった
一つずつ解説します。
自己肯定感が上がった
キャリアコンサルタントを取得して、自己肯定感が上がりました。
今までは、何者とも名乗れなかった私は自信がありませんでした。
資格取得後は、「キャリアコンサルタント」として堂々と名乗れることは、本当に自信につながりました。
副収入を得ることができた
2点目は、副収入を得ることができた点です。
当ブログの情報発信や、キャリアコンサルタントとしての活動により、副収入を得ることができています。
多い月では、新入社員の初任給を超えるほどの副収入を得ることも。
キャリアコンサルタントを取得して本当によかったと考えています。
人脈が増えた
3点目は人脈が増えたことです。
養成講座で知り合った仲間もそうですが、SNSで知り合った方、取引先のキャリコンの方など、様々な人脈が増えました。
人脈により、高校の求人票を配布するお仕事などを依頼されることも多々あります。
人間関係も良好になった
4点目は、キャリアコンサルタントの傾聴や客観的に物事を見る力を養えた結果、人の話をよく聞くようになりました。
その結果、以前よりも人間関係が良好になりました。
転職にも有利になった
5点目は、転職にも有利になったことです。
今までは人事の経験がありましたが、対外的に証明するものがありませんでした。
キャリアコンサルタントと履歴書にかけることで、転職に有利になったと感じます。
実際に転職エージェントなどのスカウトもキャリアコンサルタント関連のものが増えています。
詳しくは、「キャリアコンサルタントの取得メリット」の記事をご覧ください。
さいごに

いかがだったでしょうか?
今回はキャリアコンサルタント資格は役に立たないのか?意味がないのか?
というテーマでブログを更新しました。
繰り返しになりますが、キャリアコンサルタントはこれからの資格です。
無料で資料請求が出来ますので、あなたも今、大注目のキャリアコンサルタントの情報収集をされて見て下さい。

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さいごまでご覧頂きありがとうございました。
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おすすめ度 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) |
受講料 | 297,000円 | 351,427円 | 302,500円 | 374,000円 | 300,000円 |
学習 スタイル | オンライン 特化 | 通学 or オンライン | 通学 or オンライン | 通学 or オンライン | 通学 or オンライン |
合格率 | 49.3% (令和2年度) ※現在は7割程度の合格率 | 93.0% (令和2年度) | 74.7% (令和2年度) | 84.7% (令和2年度) | 55.1% (令和2年度) |
講義の特徴 | オンライン特化により、1.5ヶ月の最短最速で受験資格を得ることが可能。 有名著者である柴田郁夫氏からの直接指導を受けることが可能。 入学金やテキスト代込みで費用が最安級。 | お近くの校舎に通う通学スタイルと、リアルタイムで授業を配信するオンラインライブスタイルの2パターンから選択可能。 オリジナルテキスト オリジナルアプリ 映像学習が充実 | お近くの校舎に通う通学スタイルと、リアルタイムで授業を配信するオンラインクラスの2パターンから選択可能。 学科試験対策がより充実 おためしWEB受講制度あり | CDAの資格が取得可能 受講期間は約5カ月 | お近くの校舎に通う通学スタイルと、リアルタイムで授業を配信するオンラインクラスの2パターンから選択可能。 3か月の受講期間 受験団体は選択可能 |
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