とりあえず新卒で仕事をしてみたけど、何だか今の仕事にあってない気がするな…
何の仕事をしたら良いか分からない20代は何をするべきなのかな?
この記事を書いている私は、某大手企業で人事管理職をしている匿名係長です。
この記事をご覧になっている方は、仕事で悩んでいて自分が何をすれば良いのか分からない人でしょう。
そんなあなたに、解決する記事をお届けします。
それでは、仕事やキャリアに悩むあなたに向けて、キャリアコンサルタントの知識や現役の採用担当者の知見を基に記事を書いていきます。
それではいきましょう。
仕事やキャリアで悩む、何をしたら良いか分からない20代
仕事やキャリアで悩む、何をしたら良いか分からない20代は、自分の価値観を深掘りすることが大切です。
具体的に自分の価値観を深掘りする方法を解説します。
自分の価値観を深掘りする
自分の価値観を深掘りする方法として、「Will Can Must」という考え方があります。
大手人材会社のリクルート社では、この「Will Can Must」が人事制度に取り入れられています。
Will Can Mustという考え方を利用して、自分の価値観を深掘りしましょう。
Will Can Must(ウィルキャンマスト)とは?
Will Can Mustとは、「やりたいこと」、「できること」、「やるべきこと」という考え方です。
- Will・・・やりたいこと
- Can・・・できること
- Must・・・やるべきこと
この3つの重なり合うところが、あなたのやりがいのある仕事になります。
とはいえ、それが分からないから迷っているんですよね。
それでは、具体的に「Will、Can、Must」を考えていくために、自分を深掘りしていきましょう。
自分は何をすることが好きなのか
自分は何をすることが好きなのか考えてみましょう。
考えるヒントは下記の3つです。
- 自分の幼少期から深掘りする
- 自分が働きかけて感動したこと
- 他人から感謝されたこと
1つずつ、あなたも頭の中に思い浮かべながら考えていきましょう。
自分の幼少期から深掘りする
一つ目は、自分の幼少期はどうだったのか考えてみましょう。
私の場合は、以下のような子供でした。
- お喋りでお調子者
- 人を笑わせることが大好き
- 他人を蹴落としてまで自分が上に行こうとしない
お喋りで人を笑わせることが好きということもあり、就職活動では「営業」に興味を持っていました。
そのため、最前線で営業ができて、地元に帰ることができる地方銀行に入行しました。
しかし、銀行は営業はノルマがキツく、他人を蹴落としてまで成績を上げたくない、お客様に迷惑をかける営業はできませんでした。
そんなこともあり、縁の下の力持ちである「人事」に興味を持ったということもあります。
自分が働きかけて感動したこと
2つ目は自分が働きかけて感動したことを考えてみましょう。
私が働きかけて感動したことは、「銀行員時代に大口の法人保険を獲得して、支店長から褒められた時」です。
いつも怒られてばかりだった私は、銀行員に向いていないな…といつも考えていました。
しかし、大口のお客様から、節税の相談を受け、法人保険を提案したところ大口契約を頂くことができました。
その契約で、預かり資産部門で全行員2位という成績をおさめることができました。
この経験から、私はお客様が喜ぶ姿を見ることが本当に好きなんだと感じました。
他人から感謝されたこと
3つ目は他人から感謝されたことです。
私が一番感謝されたのは、アルバイトの一場面でした。
毎回くるお客様から「いつも丁寧に対応してくれてありがとう」だったり、「笑顔が気持ち良いね」という言葉をいただいた時は、とても嬉しく感じました。
この経験から、エンドユーザーからの評価や感謝を直接もらいたいという気持ちが芽生えました。
自分は何が出来るのか
次に、自分は何ができるのかを考えてみましょう。
ヒントは下記の3つです。
- 今出来ることをリストアップ
- 他人より優れていることをリストアップ
- 友人に自分の強みを聞く
今出来ることをリストアップ
1つ目は、「今自分ができること」をリストアップしてみましょう。
例えば、ソフトスキルで言えば「笑顔で話せる」、「傾聴することができる」、「協調性がある」などです。
一方、ハードスキルとしては、「広告運用の経験がある」や「法人営業ができる」、「経理の予算や決算などの経験」といったところです。
他人より優れていることをリストアップ
2つ目は他人より優れていることをリストアップしていきましょう。
アルバイトや仕事をしていれば、他人よりも自分の方が優れているというスキルがあるはずです。
例えば、下記のような事はないでしょうか?
- 仕事の終わりから考えるので段取りを考えるのが上手
- 球際の交渉ではこじれたことがないので、その場しのぎ力がある
- トラブルがあっても最後は何とかするのでやり切る力がある
こんな強みはないですか?
友人に自分の強みを聞く
3つ目は友人に自分の強みを聞くことです。
自分には気づいていない自分の強みを知ることができます。
私は友人に自分の強みを聞くと、「相談したら、自分では考えられなかったことが帰ってくる」と言われたことがあります。
例えば、下記のようなこと言われたことはないですか?
- 話しかけやすい
- 相談すると解決する糸口が見える
- あなたと話すとモチベーションが上がる
私自身はそのように考えた事はなかったのですが、友人に聞いてみると複数人から上記のような答えが返ってきました。
第三者の評価は、客観性があり信憑性が増します。
自分がやりたいこと
3つ目は自分がやりたいことを考えてください。
それが分からないから、ネットで調べているんだけど……
というあなたはNLPのクライテリア(基準)を考えましょう。
やりたいことを考えるきっかけとして、NLPのクライテリアというスキルがあります。
NLPとは?
NLPとは、Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学です。成功している人の共通点を見出し、誰もが結果を出せるように体系化したもので、コミュニケーション能力を高めたり、目標達成に役立つスキルを学びます。
引用:NLP JAPAN ラーニングセンター
一言で言うと、NLPは「なりたい自分を手に入れる超実践心理学」です。
NLP クライテリアとは?
NLPの中の、クライテリアという考え方は、下記のような使い方をします。
- 仕事で大切にしていること
- 人生で大切にしていること
- 人間関係で大切にしていること
この3つを整理することで、曖昧になっている価値観、忘れている価値観、考えていなかった価値観を確認することができます。
価値観を書き出すをつける
仕事や人生、人間関係で大切にしていることを単語で良いので書き出してみましょう。
例えば私は下記のような価値観を持っています。
項目 | 自分の価値観 |
仕事 | 週7日勤務、信頼、貢献、お金、団結 |
人生 | 健康、家族、友人、お金、安定 |
人間関係 | 信頼、少数、深く狭く、穏和、一線 |
優先順位をつける
次に、書き出した価値観に優先順位をつけていきましょう。
項目 | 自分の価値観 |
仕事 | お金>信頼>貢献>団結>週7日勤務 |
人生 | お金>健康>安定>家族>友人> |
人間関係 | 信頼>少数>深く狭い>穏和>一線 |
さらに、項目の優先順位をつけると、「人生>人間関係>仕事」になります。
私の場合は、「お金」の優先順位が高いことがわかります。
お金に苦労した経験があるので、価値観がお金になっています。
次に「信頼」といった感じです。
価値観の優先順位をつけると、自分が働きたい業界が見えてくるはず。
私は、「お金」の価値観が高かったので、金融(銀行)業界を選んだのだと改めて感じました。
あなたの優先順位はどうなりましたか?
価値観は時代により変化する
20代の価値観は、30代になるとかわるもの。
まずは恐れずに、自分の価値観を洗い出して、今の自分の価値観を大切にしてください。
簡単に価値観を調べるには、下記のサイトがおすすめです。
VIEWでは、無料で価値観診断が可能です。
ちなみに、私の価値観診断は下記の通り。
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私の場合は、スタートアップや不動産がおすすめのようです。
さいごに
今回は、仕事やキャリアの悩み、何をしたいのかが分からない20代はどうするべき?
というテーマで記事を更新しました。
結論、さまざまなツールを使って価値観を洗い出し、優先順位をつけることが大切というお話でした。
自分の価値観がわかれば、自分にあった業界へ進みましょう。
自分に合った業界へ進むには転職エージェントを活用してみてください。(無料です)
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マイナビジョブ20’sは注意点があります。
年齢は、24~29歳のみ
地域特化(東京,埼玉,神奈川,千葉,京都,滋賀,大阪,兵庫,奈良)となっています。
退職を伝えるのが怖い方は退職代行という選択肢
私も銀行を辞める決断をした際、とても話にくかったことを覚えています。
そして辞めるのと引き換えに、「有給は取得するな」、「ノルマを達成してから辞めろ」と言われたことを覚えてます。
今、私は人事の仕事をしているので、上記は当然おかしなことなのですが・・・
有給休暇は労働者の権利。取得してやめるべき。
私が今でも後悔しているのが、「有給休暇を40日余らして、辞めたこと」です。
「有給休暇を取得せず辞めた方がみんなに迷惑がかからない」と支店長から言われたため、有給休暇を取得しませんでした。
当時27歳の私は、おかしなことなのか分かりませんでした。
当時の基本給は約30万円でした。
有給休暇を取得しなかったことで54万円の損失
有給を取得しなかったことによって、54万円も損したことになります。
【計算式】30万円÷22日(1ヵ月の所定労働日数)×40日=545,454円
退職手続きのプロの退職代行を利用すれば心強い
退職代行を利用すれば、退職に関わる手続きをすべてやってくれます。
退職代行費用は約3万円かかりますが、有給取得を交渉してくれることや、有給休暇買取も交渉してくれる場合もあります。
初期費用は掛かりますが、トータルで見ると得をしますよ。
退職代行サービスをまとめた記事も書いています。
損をしないために、是非ご覧ください。
おすすめは「辞めるんです」
おすすめの退職代行は「辞めるんです」。
理由は「業界初の後払い」のため、安心感があります。
退職代行 | 評価 | タイプ | 特徴 | 金額 | 公式サイト |
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タイプ | 弁護士型 | 民間企業型 | 労働組合型 |
金額 | 50,000円以上 | 20,000~30,000円 | 20,000~30,000円 |
返金保証 | なし | あり | あり |
成功報酬 | あり(20%) | なし | なし |
受付時間 | 24時間OK | 24時間OK | 24時間OK |
法律相談 | 可能 | 不可 | 不可 |
特徴 | 安心の弁護士が対応 有給・退職金交渉など可能 | 民間企業 後払いやザブスクなど | 労働組合が運営 |
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