【悲報】キャリアコンサルタント資格はオワコンなのか?5年目の現役キャリコンが解説します。

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キャリアコンサルタント資格ってオワコンなのかな?

一時期、話題になったけど最近あまり聞かなくなったような・・・

今回はこんなお悩みにお答えします。

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トクメイブログ
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この記事を書いている私は某大手企業で人事管理職をしている匿名係長です。

企業内キャリアコンサルタントとしても活動しています。

今回はキャリアコンサルタントはオワコンなのか?というテーマでブログを更新します。

この記事を読むメリット

・キャリアコンサルタントの将来性がわかります

・キャリアコンサルタントがオワコンでない理由がわかります

・キャリアコンサルタントとしての活躍方法がわかります

キャリアコンサルタントは本当にオワコン?その背景を解説

結論、キャリアコンサルタントはオワコンではありません

オワコンと言われる背景について解説していきます。

  • 「オワコン」と言われる理由とは?
  • 時代の変化とキャリア相談のニーズの変化
  • キャリアコンサルタント業界の課題

オワコンと言われる理由

「キャリアコンサルタントはオワコンだ」と言われる背景には、近年のAIやテクノロジーの進化、働き方の多様化があります。

さまざまな、自動化が進む中で「キャリア相談もAIで十分では?」という意見もあります。

また、フリーランスや副業が普及し、従来型のキャリア設計が通用しないことも背景にあります。

時代の変化とキャリア相談のニーズの変化

しかし、このような意見はキャリアコンサルタントの本質を見落としています。

個人の価値観や働き方が多様化する時代だからこそ、一人ひとりに寄り添った専門的なキャリア相談の需要は増えるはずです。

キャリアコンサルタント業界の課題

一方で、キャリアコンサルタント業界も課題を抱えています。

資格を取得しても実務経験を積む機会が少ない、あるいは収入面での不安定さがあります。

今よりも稼げるキャリアコンサルタントが増えることにより、業界全体の成長につながると私は考えます。


キャリアコンサルタントは求められない時代なのか?現状の需要と役割

キャリアコンサルタントは求められない時代なのか、現状の需要と役割を整理していきます。

  • キャリアコンサルタントの現在の市場規模
  • 企業内キャリア支援の重要性
  • 個人がキャリアコンサルタントを必要とする場面

キャリアコンサルタントの現在の市場規模

日本国内では、厚生労働省が推進するキャリア形成支援制度の一環として、キャリアコンサルタントが注目されています。

企業の従業員支援や学生の就職相談など、活躍の場は多岐にわたります。

2024年10月末時点の統計では、キャリアコンサルタント登録者数は77,174人と増加傾向にあります。

企業内キャリア支援の重要性

企業が従業員のキャリア支援を積極的に行う理由は、離職率の低下や従業員満足度の向上につながるためです。

特に、転職が当たり前になった時代では、企業内キャリアコンサルタントの存在が採用競争力を高めるポイントとなります。

個人がキャリアコンサルタントを必要とする場面

転職活動、スキルアップ、ライフイベントの転機など、個人がキャリアコンサルティングを必要とする場面は多岐にわたります。

特に、「自分のキャリアの方向性がわからない」と悩む人にとって、専門家のアドバイスは大きな助けとなります。


キャリアコンサルタントの未来はどうなる?将来性と可能性を考える

それでは、キャリアコンサルタントの未来はどうなのか、将来性と可能性を私なりに考察します。

  • デジタル化とAI時代におけるキャリア支援の進化
  • キャリアコンサルタントが担う新しい役割
  • 社会変化に応じたキャリアコンサルティングの需要

デジタル化とAI時代におけるキャリア支援の進化

AIが採用プロセスやスキルマッチングを支援する一方で、キャリアコンサルタントには「人間ならではの洞察力」があります。

これは、AIではなしえない能力です。

とはいえ、AIやデジタル化もうまく活用しながら共存していくことが今後のカギとなるでしょう。

キャリアコンサルタントが担う新しい役割

近年では、働き方改革やウェルビーイング(心身ともに満たされた状態)といったテーマが注目されています。

キャリアコンサルタントは、単なるキャリア設計だけでなく、個人の幸福度を高める「ライフデザイン」のサポートも担うようになっています。

社会変化に応じたキャリアコンサルティングの需要

少子高齢化や労働力の国際化が進む中で、キャリアコンサルタントが果たすべき役割は多岐にわたります。

たとえば、日本国内のみならず海外人材へのキャリア支援やリスキリングを目的とした教育支援などが今後の成長分野として期待されています。


キャリアコンサルタントの今後の需要や将来性は?

結論、現状の需要は多くはありませんが、将来的に需要は高まります。

理由は下記の3点です。

  1. AIにとって代わることのないスキル
  2. 成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増える
  3. キャリア教育の企業ニーズが高まる

AIにとって代わることのないスキル

  1. 第3次人工知能ブームと言われる中、AIに奪われる仕事(スキル)やAIに奪われない仕事(スキル)が注目されてくるようになりました。
  • 営業職
  • 介護職
  • カウンセラー
  • コンサルタント
  • 人事管理スキル
  • データサイエンティスト

上記のAIに奪われない仕事(スキル)には、様々あります。

人事管理スキルはAIでは処理不可能

そのなかに、「人事管理スキル」があります。

人事管理スキルには、心理学から人的資源に関する法律の問題まで様々なものがあります。

このようなものは、AIがとって変わることは難しいです。

ロボットは人間の心は読めない

ロボットに人間の心まで支配される…そんな未来くるでしょうか?

「空気を読む力」や「その場しのぎ力」といった、ロジカルに説明できない力は、ロボットには肩代わりは不可能です。

人が感じる、共感や信頼関係をロボットに構築することは不可能です。

成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増える

成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増えます。

理由は、終身雇用ではなくなるからです。

日本は終身雇用の結果、メンバーシップ型採用が普及

日本では、「メンバーシップ型」と言われる、「この会社の所属員として、いろいな部署を経験して、色々な仕事をしていきますよ」という考えが広く定着しています。

メンバーシップ型の働き方は、いわゆる「年功序列」で給与が決定します。

一方、欧米はジョブ型採用が定着

一方、欧米では、「ジョブ型」が定着しています。いわゆる成果主義で、「仕事の大きさで年収が決まる」ものです。

日本の大手企業である、「日立」、「富士通」、「資生堂」でもジョブ型導入をしたことで話題になりましたね。

今後、日本もジョブ型導入していく企業が増えてきます。

つまり、成果主義が進むということです。

トヨタ自動車も終身雇用を守るのは難しいと発言

経団連の会長やトヨタ自動車のトップが口を揃えて、「終身雇用を守るのは難しい」と発言がありました。

トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。

13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。

引用元:日経ビジネスより

昭和の高度経済成長時は、会社も定年まで人材を面倒を見るという文化がありました。

一方、令和の時代はとても会社が定年まで面倒を見てくれる局面ではなくなっています。

  • 副業の解禁
  • 退職金の削減(廃止)
  • 年功序列の廃止
  • 成果主義への移行
  • 自律を促すためのセルフキャリアドック
  • AI推進による単純なマニュアルワーカーの削減

これから日本は、欧米化していきます。

高度経済成長の際、欧米が行っていた年功序列を真似たように、ジョブ型もアレンジしながら真似ていくでしょう。

ジョブ型化するとキャリアコンサルタントの出番が多くなる

ジョブ型化すると、キャリアコンサルタントの出番が多くなります。

理由は、フリーランスやパラレルワーカーが増え、キャリアについての関心が高まっていくからです。

また、サラリーマンへのキャリア教育も非常に大切になっていきますね。

サラリーマンのキャリア教育を大切にしないと、定着しないからです。

キャリア教育の企業ニーズが高まる

2016年に改正された、職業能力開発促進法という法律では、企業は「キャリアコンサルティングの機会の提供とその他の援助」を義務付けるように規定されました。

これにより、企業は従業員へのキャリア研修、キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティング、そのフォローアップが必要となり、これらを担うキャリアコンサルタントの育成・確保が必要不可欠となっています。

大手企業がキャリア支援室を創設

実際に、伊藤忠商事㈱や、㈱エーピーコミュニケーションズなどは、キャリア支援室を社内に作っているようです。

グッドキャリアプロジェクトの表彰も話題に!

「グッドキャリアプロジェクト」とは、厚生労働省が行う、労働者の自律的なキャリア形成などの取り組みを行っている企業に対する表彰です。

表彰された企業の理念や取組内容、具体的な効果などを広く発信することで、キャリア形成支援の普及・定着を促すことを目的として実施されています。

公平な立場による表彰によって、企業のブランドイメージがアップし社会的信用が得られるだけでなく、従業員のモチベーションアップにもつながります。

社内キャリコンのニーズが拡大する

このように厚生労働省が主体となって、グッドキャリアアワードという表彰をしておりますので、企業内キャリアコンサルタントの活躍の幅が広がりそうですね。

その他、キャリアコンサルタントを活用したキャリア形成の仕組みを導入、実施した企業に補助金の助成があります。

今後、補助金の助成が増えることも考えられ、ますますキャリアコンサルティングの重要性は拡大するでしょう。

詳しくは「キャリアコンサルタントの将来性はある?」の記事をご覧ください。

キャリアコンサルタントの資格取得メリットは?

私はキャリアコンサルタントの資格を取得して本当に良かったと思います。

理由は下記の5つです。

  1. 自己肯定感が上がった
  2. 副収入が得ることができた
  3. 人脈が増えた
  4. 人間関係も良好になった(気持ちに敏感になる)
  5. 転職にも有利になった

一つずつ解説します。

自己肯定感が上がった

キャリアコンサルタントを取得して、自己肯定感が上がりました。

今までは、何者とも名乗れなかった私は自信がありませんでした。

一方、資格取得後は、「キャリアコンサルタント」として堂々と名乗れることは、本当に自信につながりました。

副収入を得ることができた

2点目は、副収入を得ることができた点です。

当ブログの情報発信や、キャリアコンサルタントとしての活動により、副収入を得ることができています。

多い月では、新入社員の初任給を超えるほどの副収入を得ることも。

キャリアコンサルタントを取得して本当によかったと考えています。

人脈が増えた

3点目は人脈が増えたことです。

養成講座で知り合った仲間もそうですが、SNSで知り合った方、取引先のキャリコンの方など、様々な人脈が増えました。

人脈により、高校の求人票を配布するお仕事などを依頼されることも多々あります。

人間関係も良好になった

4点目は、キャリアコンサルタントの傾聴や客観的に物事を見る力を養えた結果、人の話をよく聞くようになりました。

その結果、以前よりも人間関係が良好になりました。

転職にも有利になった

5点目は、転職にも有利になったことです。

今までは人事の経験がありましたが、対外的に証明するものがありませんでした。

キャリアコンサルタントと履歴書にかけることで、転職に有利になったと感じます。

実際に転職エージェントなどのスカウトもキャリアコンサルタント関連のものが増えています。

詳しくは、「キャリアコンサルタントの取得メリット」の記事をご覧ください。

キャリアコンサルタントを目指すべき理由と成功へのヒント

私は、キャリアコンサルタントを取得して本当に良かったと感じています。

そんな私が、キャリアコンサルタントを目指すべき理由と成功へのヒントを記載します。

  • キャリアコンサルタントとして活躍するメリット
  • 資格取得後のキャリアアップ方法
  • 成功するキャリアコンサルタントになるための心得

キャリアコンサルタントとして活躍するメリット

キャリアコンサルタントは、人の人生に深く関わり、成長を支援するやりがいのある仕事です。

また、働き方の自由度が高く、フリーランスや副業としても活動できる点も魅力です。

実際に私自身も本業+副業キャリアコンサルタントとして活動しています。

資格取得後のキャリアアップ方法

資格取得後は、とにかく実務経験を積むことが重要です。

企業内キャリアコンサルタント、独立開業、教育機関での活動など、多様なキャリアパスが広がっています。

また、定期的なスキルアップやネットワーク作りも欠かせません。

成功するキャリアコンサルタントになるための心得

成功するためには、常に学び続ける姿勢が必要です。

最新の労働市場の動向を把握し、クライアントの課題に寄り添うことが信頼につながります。

また、SNSやブログを活用して情報発信を行うことも、自身のブランド力を高める手段の一つです。

さいごに

今回は、「【悲報】キャリアコンサルタント資格はオワコンなのか?5年目の現役キャリコンが解説します」というテーマでブログを更新しました。

私はキャリアコンサルタントとして、キャリアコンサルタント関連の情報発信やキャリアアップについての情報発信を行なっています。

その他の記事もぜひご覧になってください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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