
キャリアコンサルタントに興味があるんだけど、働きながら取得できる資格なのかな?
実際に働きながらキャリアコンサルタントを取得した人の感想を聞きたいな・・・
今回はこんなお悩みにお答えします。


この記事を書いている私は、某企業で人事管理職をしている匿名係長です。
私は働きながらキャリアコンサルタントに挑戦し、無事に資格を取得することは出来ました。
今回は、私が実際に資格を取得したスケジュールや勉強法について記載していきます。
この記事を読むメリット
・働きながら資格取得が出来るかがわかります
・働きながら資格取得をした疑似体験が出来ます
・効率的に資格取得が出来る方法が分かります
キャリアコンサルタントは働きながら資格取得できる?

結論、働きながら資格取得をすることは可能です。
ですが、資格を取得しようと決めてからの6か月間は、週休1日になることは覚悟しておきましょう。
働きながら資格を取得することは可能
私の場合は、月の残業時間は40~60時間ほどでした。
上司に相談して、キャリアコンサルタントを取得するので……
と伝えた上で、土曜日は養成講座に行くため出勤が出来ないと伝えました。
約6か月間は勉強の時間を覚悟しておく
キャリアコンサルタントは養成講座に行くことが、合格への近道です。
そのため、私も養成講座に行き、約4か月間のスクールへの通学、試験までの勉強時間を覚悟しました。
詳しくは、「キャリアコンサルタントになるにはどうすれば良いのか?の記事」をご覧ください。
キャリアコンサルタントを取得するまでのスケジュール

私は、第13回キャリアコンサルタント資格試験(2019年11月)を受験しました。
私は養成講座に通ったので、2019年4月~7月の4か月間は勉強づけでした。
合格するまでのスケジュール一覧表
合格するまでのスケジュールは以下の通りです。
日付 | 実施・検討したこと |
2018年12月 | 養成講習の説明会に参加 |
2019年2月 | キャリアコンサルタント養成講習に申込み |
2019年4月 | キャリアコンサルタント養成講習 開講 |
2019年7月 | キャリアコンサルタント養成講習 閉講 |
2019年8月~9月 | 学科試験対策やYoutubeで実技を勉強 |
2019年10月 | 学科、論述対策、実技対策を1カ月で詰め込む |
2019年11月3日 | 学科・論述試験 |
2019年11月10日 | 実技面接試験 |
2019年12月13日 | 合格発表(一発合格) |
2019年12月16日 | 試験結果 到着(オールA評価) |
2019年12月19日 | キャリアコンサルタントに登録申請&書類送付 |
2020年1月9日 | メールで登録審査完了の通知&即日、登録手数料支払い |
詳しくは、キャリアコンサルタントの合格スケジュールを公開の記事をご覧ください。
養成講座に行くメリットはたくさんある
養成講座が開講してからは、毎週土曜日にスクールに通っていました。
仕事と講座の両立は非常に大変でしたが、とても充実した日々でした。

キャリアコンサルタントの受験資格はあるのか?

キャリアコンサルタントの受験資格を得るには下記の3つの方法があります。
キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます(複数の受験資格に該当する場合は、いずれか一つを満たせば受験できます)
引用元:JCDAホームページより
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
受験資格を得る3つの方法
受験資格を得るには、簡単に言うと……

- 養成講座に通う
- 実務経験がある(3年以上)
- もともとキャリアコンサルタント相当の資格試験に合格している方
ということになります。
実務経験が3年以上あるとは?
キャリアコンサルタントの受験団体であるJCDAのホームページには、下記の記載があります。
上記における「経験」に該当するかどうかは、以下のいずれも適合するかどうかという考え方を基準に、個別に判断することになります。
キャリアコンサルティングによる支援対象者が、「労働者」であること。なお、ここでいう労働者とは、現在就業している方のみならず、現在仕事を探している求職者(ハローワーク等の職業紹介機関に求職の申込みを行っている方、学卒就職希望者等)を含みます。
相談の内容・目的が職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上に関するものであること。
キャリアコンサルティングが一対一で行われるもの、又はこれに準ずるもの(少人数グループワークの運営等)であること(情報提供に止まるもの、授業・訓練の運営そのもの等は含みません)。
引用元:JCDAホームページより
実務経験を証明するには?
下記の職務経歴シートを記入して、所属する会社の上長(人事担当者や所属部門長)の承認(押印)が必要です。

実務証明がもらえない場合は?
「会社都合」や「本人都合」で押印がもらえないときは、下記の通りの対応表があります。


会社が倒産した場合や個人事業主、フリーランスでもなんとか実務証明の認定が貰えそうですね。
詳しくは、下記の「キャリアコンサルタントは高卒でも受験可能?」の記事にまとめています。
キャリアコンサルタントの試験区分や出題形式は?

キャリアコンサルタントの試験区分と出題形式は以下の通りまとめました。

試験区分
試験区分は、下記の2つです。
- 学科試験(50問、7割以上の得点で合格)
- 実技試験(論述試験と面接試験)
出題形式(学科試験)
学科試験は下記の通りです。
出題形式 | 四肢択一のマークシート |
問題数 | 50問 |
試験時間 | 100分 |
合格基準 | 7割合格/100点満点(2点×50問) |
受験料 | 8,900円 |
出題形式(実技試験)
実技試験は「論述試験」と「面接試験」の合計得点が90点以上で合格となります。
評価項目については、受験団体により異なります。

ちなみに、キャリアコンサルタントの受験団体は2つあります。
2つのキャリアコンサルタントの受験団体の違い
キャリアコンサルタントは受験団体が2つあります。
- JCDA(日本キャリア開発協会)
- キャリ協(キャリアコンサルティング協議会)
私はキャリアコンサルティング協議会を受験しました。
学科試験は同一ですが、実技試験が違います。
詳しくは、「キャリアコンサルタントの受験団体の違いは?」の記事をご覧ください。
キャリアコンサルタントを一発で合格するには?

学科試験
学科試験は、下記の3つの対策をしました。
- 苦手分野を可視化する
- 対策本を買って読み込む
- 最新の過去問を3年分を3回解く

テキストを読み込むよりも、先に過去問を解いて、どんな問題か出るのかを感じて下さい。
理由は、どんな問題が出るのかが分かるのでより試験傾向を掴むことができるから。
詳しくは、学科試験対策の記事をご覧ください。
論述試験
論述試験はある事例に基づいて、設問が4つあり、その答えを文章で書く試験です。
事例は毎回変わりますが、出題形式は決まっています。
事前に対策が可能な実技試験は、できる限り高得点を取っておきたい試験です。
詳しくは下記のキャリアコンサルタント論述試験対策のポイントの記事をご覧ください。
面接試験
面接試験は、「15分のロールプレイ」と「5分の口頭試問」になります。
ロールプレイは非常に「クセ」があるので、得点を取るにはコツが必要です。
出来れば、養成講座に通い「クセ」を知ってから受験をしたほうが良いと思います。
もしくは、Youtubeなどでロールプレイで得点を取るための方法を見て勉強してください。

個人的には、独学で合格できるのは、「学科」と「論述」のみ。
「面接」試験は誰かに教えてもらった方が効率的ですよ。
詳しくは、キャリアコンサルタントは独学合格は可能?の記事をご覧ください。
キャリアコンサルタントのおすすめの養成講座

キャリアコンサルタントのおすすめの養成講座はヒューマンアカデミーです。
詳しくは、キャリアコンサルタントのおすすめの養成講座4選からご覧ください。
キャリアコンサルタントを最安値で取得する方法

キャリアコンサルタントを最安値で取得する方法は、「養成講座に行き、専門実践教育訓練給付金を申請すること」です。
詳しくは、キャリアコンサルタントを最安値で取得する方法の記事をご覧ください。
さいごに

いかがだったでしょうか。
今回は、キャリアコンサルタントは働きながら取得できるのか?
というテーマでブログを更新しました。
働きながら資格取得をするのはとても大変ですが、私は資格取得をして人生が好転しました。
- 社内での評価が上がった
- 副業で人生が豊かになった
- 養成講座の仲間と出会え人脈が増えた
キャリアコンサルタントに興味を持った方は、ぜひ養成講座に行ってみて下さい。
おすすめのスクールは、「ヒューマンアカデミー」です。

無料のWEB説明会へ!自分の可能性を広げよう
キャリアコンサルタントの一括資料請求は、無料の「Brush UP学び」が便利です!
さいごまでご覧いただきありがとうございました。
コメント