【2024年】退職金のない会社はやばい?普通?人事管理職が回答します。

一般転職
※本ページはプロモーションが含まれています。
※本ページはプロモーションが含まれています。
悩んでいる人
悩んでいる人

退職金のない会社ってやばいのかな?

最近、退職金のない会社が増えていると聞いているけど、実際のところ普通なのかな?

今回はこんなお悩みにお答えします。

匿名係長
匿名係長

この記事を書いている私は、某大手企業の人事管理職をしている匿名係長です。

なんだかんだ、私も人事歴10年になりました。

採用や人事制度、労政対応など一通りの人事業務をやってきております。

今回は、退職金のない会社はやばいのか?という疑問について記事を書いていきます。

それでは行きましょう。

結論、退職金のない会社はやばい

結論、退職金のない会社はやばいです。

理由は下記の3つ。

  1. 退職金を払える力がない
  2. 退職金がないと退職の抑止力が働かない
  3. 退職金は税金面で優遇されている

1つずつ解説します。

退職金を払える力がない

退職金がない会社は、そもそも退職金を払える力がありません。

退職金は現金で支払うため、現預金が必要です。

匿名係長
匿名係長

一般的に中小企業は、中小企業退職金共済制度(略称:中退共)と言われる退職金制度へ加入します。

中退共へ現金を積み立てるため、会社から現金がなくなります。

現金は会社にとっての血液であり、なくなると存続が出来ません。

そのため、多くの中小企業はその現預金がなく、退職金を払える力がないのです。

退職金がないと退職の抑止力が働かない

一般的に退職金は、「自己都合の場合」と「会社都合の場合」で支給事由が変わります。

例えば、退職金が1,000万円あるとして、下記のケースの場合、こんなにも金額が変わるのです。

  • 自己都合:支給事由2割→1,000万円×0.2=200万円
  • 会社都合:支給事由10割→1,000万円

自己都合と会社都合では800万円も差があります。

こうなると……

退職するのはもったいないな……

もう少し頑張ってみるか。

という退職の抑止力に当然繋がります。

退職の抑止力が弱ければ、人は容易に辞めていくことでしょう。

退職金は税金面で優遇されており有利

退職金は税金面で優遇されています。

給与や賞与は社会保険料が差し引かれます。

一方、退職金は勤続年数により非課税になります。

具体的に、国税庁の「退職所得控除額」を見てみましょう。

退職所得控除額とは?

退職所得控除額とは、下記のとおり国税庁から発表されています。

退職金は、通常、その支払を受けるときに所得税及び復興特別所得税や住民税が源泉徴収又は特別徴収されます。この退職金は、長年の勤労に対する報償的給与として一時に支払われるものであることなどから、退職所得控除を設けたり、他の所得と分離して課税されるなど、税負担が軽くなるよう配慮されています。なお、退職所得についても源泉徴収票が交付されます。

引用元:国税庁

勤続年数により、控除額が異なる

退職所得控除額は、下記の通り勤続年数により控除額が異なります。

勤続年数退職所得控除額
20年以下40万円×勤続年数
20年超800万円+70万円×(勤続年数ー20年)
引用:国税庁 退職手当等に対する源泉徴収

勤続年数が20年以下は、「40万円×勤続年数」

20年以下の勤続年数の場合は、40万円×勤続年数の計算です。

匿名係長
匿名係長

例えば、勤続年数が10年の場合は400万円分の退職金に対して税金がかかりません

勤続年数が20年超の場合は、800万円+70万円×(勤続年数−20年)の計算式により算出されます。

匿名係長
匿名係長

勤続年数が21年であれば、870万円分の退職金に対して税金がかかりません。

退職金がなく、月額給与でもらっていると、社会保険などの税金を取られてしまいますので、かなり優遇されていることがわかります。

退職金制度がある会社は8割

厚生労働省の「平成30年就労条件総合調査」によると退職金がある会社は約80%」です。

企業規模退職給付がある企業
平成30年調査80.5%
1,000人以上92.3%
300~999人91.8%
100~299人84.9%
30~99人77.6%
引用:平成30年就労条件総合調査

今時の会社は退職金がない会社が多いは虚偽

今時、退職金のない会社なんて普通だよ?

昭和じゃないんだから。

匿名係長
匿名係長

こんな発言をしている人は完全に騙しにかかっています。

鵜呑みにしないように気をつけましょう。

退職金を月給ベースに含めて支払う会社もある

ごく稀に、退職金は2種類選べる会社があります。

1つ目は、普通に退職時に退職金をもらうパターン

2つ目は、退職金を毎月の給与でもらうパターンがあります。

2つ目のパターンは、メリット、デメリットがあります。

メリット

メリットは、自己都合退職をした場合でも、月給ベースで退職金が支払われていることです。

通常、自己都合退職の方が定年退職退職よりも退職金が少ないため、その分お得になります。

デメリット

デメリットは、既報の通り社会保険がかかってしまうことです。

また、通常月給ベースに組み入れた退職金は単価が低いです。

退職金制度のない会社から離れるという選択肢

退職金制度は、労働者にとって有利な制度です。

しかし現在勤務する会社は退職金制度がなく、処遇条件も良くない……。

という方は、転職も考えてみましょう。

おすすめの転職エージェント(サイト)

転職エージェントはあなたの転職を無料でサポートしてくれるサービスです。

仕組みは、下記のように企業から紹介料をもらうシステムのため、求職者にはお金を頂きません。

ぜひ、転職エージェントを活用してみて下さい。

転職エージェントの仕組み

なお、転職エージェントは全国で17,000社あると言われています。

めちゃくちゃ多いですよね・・・

そこで、数ある転職エージェント(サイト)の中で、おすすめを7つに厳選しました。

下記の7つに登録しておけば、間違いありません。

※PR※

企業企業名(形式)おすすめ度おすすめの人対象年齢特徴公式サイト

リクナビNEXT
サイト
定番中の定番
(4.0 / 5.0)
マイペース
で活動したい
20~30代求人数が豊富詳細を見る
ASSIGN
VIEW)
サイトアプリ
若手ハイクラス
(5.0 / 5.0)
20~30代のハイクラス
AI自己分析を受けたい
20~30代AI自己分析
自分に合った求人のみ厳選して紹介
詳細を見る
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: rectangle_large_type_2_69ab927701d6ac05d1163a6c33365c7e.png
ビズリーチ
サイトアプリ
ハイクラス
(5.0 / 5.0)
ハイクラス(年収600万)でマイペースに活動したい30~50代非公開案件多数
ハイクラスにおすすめ
詳細を見る

マイビジョン
エージェント
コンサル転職
はココ
(5.0 / 5.0)
大手のコンサルに転職して力をつけたい20~30代コンサル特化詳細を見る
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: doda-e1589767118757.jpg
doda
サイトエージェント
担当者が優秀
(5.0 / 5.0)
早く転職したい
めんどくさがりな人
20~40代転職サイトとエージェントが同時に登録詳細を見る
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: agent-mynavi-job20s-logo-1024x576.png
マイナビジョブ20’s
エージェント
第二新卒なら
(4.5 / 5.0)
20代の第二新卒で右の対象地域に該当しているひと24~29歳第2新卒に特化!
【対象地域】東京都、埼玉、神奈川、千葉、京都、滋賀、大阪、兵庫、奈良
詳細を見る
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ogp-1024x538.pngJACリクルートメント
エージェント
年収を上げたい
(5.0 / 5.0)
ハイクラスで高年収を狙いたい人30~50歳ハイクラス転職なら間違いなし!詳細を見る
※スポンサード※

転職エージェント(サイト)7社を紹介(すべて登録無料)

リクナビNEXT

※PR※ リクナビNEXT 公式サイト

リクナビNEXTは、求人数が豊富な転職情報サイトです。

もはや、定番中の定番であり、自分で求人を探したい方は、リクナビNEXT。

まず、登録しておいて間違いない転職サイトの1つです。

まず登録しておいて間違いない転職サイト

ASSIGN(旧:VIEW)

※PR※  ASSIGN公式サイトより

ASSIGN(旧:VIEW)は今でも利用する、おすすめの転職サイトです。

何と言ってもオススメはAIの価値観診断が出来ること。

自分に合致した求人や年収推移まで分かります。

>>>ASSIGN転職サイトの評判をみる

無料登録 20~30代におすすめ

My Vision(マイビジョン)

※PR※

MyVisionはコンサルティングファームへの転職に特化した転職エージェントです。

独自の「面接対策資料」および「想定頻出質問答収集」に加えて、元コンサルタントが仮想面接官とした模擬面接により実践力を鍛えることも可能

国内に展開するほぼ全てのコンサルファーム(200社/1,000ポジション以上)ご紹介可能です。

特に銀行員からコンサルファームへの転職はおすすめです。

コンサル転職なら

匿名係長
匿名係長

なお、未経験からITエンジニアになりたい人は、テックゲートがおすすめです。

doda(パーソルキャリア)

※PR※ doda ホームページより

doda」は、国内でトップレベルの知名度、質の高い求人が揃っている評判の高い転職エージェントです。

転職者満足度No.1を誇るほど、サービスが充実している転職エージェントだと言えます。

匿名係長
匿名係長

まずは登録してみてはいかがでしょうか?

勢いのある会社で、私の会社もお付き合いがあります。

担当者が優秀で、ゴリゴリ年収交渉をしてきます。

登録すると、自動的に「エージェントサービス」と「情報サイト」の登録になるようですので、とっても便利ですね。

たくさんの求人を紹介してくれるようですので、転職への選択肢も広がります。

詳しい情報が気になる方は下記の公式サイトをご覧ください。

無料でエージェントとサイト同時登録

JACリクルートメント

※PR※ JACリクルートメント 公式ホームページより

年収600万円以上のハイクラスの方は、JACリクルートメントを間違いなくおすすめします。

匿名係長
匿名係長

あまり聞いたことのない会社かもしれませんが、東証一部上場の企業で、人材紹介専業では、日本国内で一番の売り上げを維持しています。

担当者も非常に会話していて気持ちの良い、スマートな担当者ばかり。

年収600万円以上のハイクラスの方には”一番おすすめのエージェント”です。

30後半の方向けの年齢層に特化しているエージェントであるため、該当する方は確実におすすめします。

有名なYouTuberの「サラタメさん」や、チャンネル登録者数200万人越えの「リベラルアーツ大学の両学長さん」もオススメしているエージェントです。

私も、サラリーマンの年収が600万円を超えていますし、実務をしていて、JACさんは優秀な担当者が多いので、転職をするなら、確実にJACリクルートメントさんを使います。

【無料】ハイクラスなら間違いなくおすすめ

ビズリーチ

※PR※ ビズリーチ公式サイト

ビズリーチはCMでよく見る有名な転職サイトです。

ビズリーチは「転職サイト(逆求人サイト)」です。

自分のペースで転職活動を進めることが出来ます。

匿名係長
匿名係長

年収600万円以上の方は、登録しておきましょう。

自分の職務経歴や気になる職種や勤務地を登録しておくと、ヘッドハンターからメールが届きます。

専用のアプリも用意されており、非常に使いやすいです。

ビズリーチは登録自体は無料です。

本気で転職を考えるのであれば、有料プランもあります。

求職者側も少しお金を払うビジネスモデルを取っていますので、企業側も本気のため、優良な案件が多いのもポイントです。

実際に当社でも、管理職採用はビズリーチから決まっています

登録は無料ですので、間違いない転職サイトですよ。

自分のペースで転職したい人におすすめ

マイナビ ジョブ20’s

※PR※ マイナビジョブ20’s ホームページより

20代に強い求人は、間違いなくマイナビ ジョブ20’sです。

マイナビジョブ20’sとは、マイナビグループが提供する20代若手社会人のための無料転職支援(人材紹介)サービスです。

専任のキャリアアドバイザーが、個別キャリアカウンセリングを行い、あなたの経験や希望に最適な企業をご紹介します。

第二新卒に圧倒的におすすめのエージェントですね。

無料登録 第2新卒におすすめ

匿名係長
匿名係長

マイナビジョブ20’sは注意点があります。

年齢は、24~29歳のみ

地域特化(東京,埼玉,神奈川,千葉,京都,滋賀,大阪,兵庫,奈良)となっています。

退職を伝えるのが怖い方は退職代行という選択肢

私も銀行を辞める決断をした際、とても話にくかったことを覚えています。

そして辞めるのと引き換えに、「有給は取得するな」、「ノルマを達成してから辞めろ」と言われたことを覚えてます。

今、私は人事の仕事をしているので、上記は当然おかしなことなのですが・・・

有給休暇は労働者の権利。取得してやめるべき。

私が今でも後悔しているのが、「有給休暇を40日余らして、辞めたこと」です。

「有給休暇を取得せず辞めた方がみんなに迷惑がかからない」と支店長から言われたため、有給休暇を取得しませんでした。

当時27歳の私は、おかしなことなのか分かりませんでした。

当時の基本給は約30万円でした。

有給休暇を取得しなかったことで54万円の損失

有給を取得しなかったことによって、54万円も損したことになります。

【計算式】30万円÷22日(1ヵ月の所定労働日数)×40日=545,454円

退職手続きのプロの退職代行を利用すれば心強い

退職代行を利用すれば、退職に関わる手続きをすべてやってくれます。

匿名係長
匿名係長

退職代行費用は約3万円かかりますが、有給取得を交渉してくれることや、有給休暇買取も交渉してくれる場合もあります。

初期費用は掛かりますが、トータルで見ると得をしますよ。

退職代行サービスをまとめた記事も書いています。

損をしないために、是非ご覧ください。

おすすめは「辞めるんです」

おすすめの退職代行は「辞めるんです」

理由は「業界初の後払い」のため、安心感があります。

退職代行評価タイプ特徴金額公式サイト
(5.0 / 5.0)
民間型 料金が明瞭
業界初の後払い!
LINEで相談可能
24時間365日OK
実績が豊富
27,000円 詳細を見る
(4.5 / 5.0)
民間型 料金が安い
LINEやTELで相談可能
3万人以上の実績
良好な口コミが多い
27,000円 詳細を見る

コメント