キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの違いは?

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悩んでいる人
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キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの違いってなんだろう?

両方取得する意味はあるのかな?

今回はこんなお悩みにお答えします。

【この記事の執筆者】

トクメイブログ
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この記事を書いている私は某大手企業で人事管理職をしている匿名係長です。

2020年にキャリアコンサルタントを取得して、現在も活動しています。

今回は、キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの資格の違いについて解説します。

この記事で理解できること

・キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの違い

・キャリアコンサルタントの魅力

・ダブルライセンスのメリットデメリット

キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの資格の違い

キャリアコンサルタントと産業カウンセラーの資格の違いについて大きく3つ解説します。

  • 国家資格と民間資格の違い
  • 資格取得の要件とプロセス
  • 更新制度と継続教育

一つずつ解説します。

国家資格と民間資格の違い

キャリアコンサルタントは国家資格であり、厚生労働省が認定しています。

​一方、産業カウンセラーは一般社団法人日本産業カウンセラー協会が認定する民間資格です。

つまり、「国家資格」と「民間資格」という大きな違いがあります。

資格取得の要件とプロセス

キャリアコンサルタントは、指定の養成講座を修了し、国家試験に合格する必要があります。​

産業カウンセラーも養成講座の修了が必要で、学科試験と実技試験に合格することで資格を取得できます。

更新制度と継続教育

キャリアコンサルタントは5年ごとに更新が必要で、期間内に知識講習8時間以上+技能講習30時間以上の受講が必要指定の講習を受講する必要があります。​

一方、産業カウンセラーの資格の更新は登録から5年毎に6時間の研修受講が必要になります。


仕事内容と専門領域の違い

それでは、次に仕事内容と専門領域の違いについて解説します。

キャリアコンサルタントの主な業務

キャリアコンサルタントは、個人のキャリア形成や職業選択に関する相談・助言を行います。

​就職・転職支援、キャリアプランの策定など支援内容は多岐にわたります。

産業カウンセラーの主な業務

産業カウンセラーは、職場におけるメンタルヘルスのサポートや人間関係の改善支援など、心理的な側面に焦点を当てたカウンセリングを行います。

アプローチ方法が違う

キャリアコンサルタントは、相談者のキャリアに関する具体的な助言や指導を行うのに対し、産業カウンセラーは相談者の話を傾聴し、寄り添うことを重視します。

つまり、相談者へのアプローチ方法が違います


活躍するフィールドの違い

キャリアコンサルタントおよび産業カウンセラーの活躍フィールドも異なりますの整理していきます。

キャリアコンサルタントの主な活躍場所

キャリアコンサルタントは、主にハローワークや大学のキャリアセンター、人材紹介会社など、キャリア支援を行う機関などで活躍しています。

産業カウンセラーの主な活躍場所

産業カウンセラーは、企業内のカウンセリング室、医療機関、EAP(従業員支援プログラム)などで、従業員のメンタルヘルス支援を行っています。

活躍フィールドの重なりと違い

両者ともに労働者の支援を行いますが、キャリアコンサルタントはキャリア形成に、産業カウンセラーはメンタルヘルスに重点を置いています。


資格取得にかかる費用と期間

それぞれ資格取得にかかる費用と期間についても異なりますので解説します。

キャリアコンサルタントの養成講座

キャリアコンサルタントの養成講座は、受講期間が最短2ヶ月半から約半年で、費用は約25万円から40万円程度です。

産業カウンセラーの養成講座

産業カウンセラーの養成講座は、6ヶ月または10ヶ月のコースがあり、費用は352,000円(税込)です。

教育訓練給付金の利用

両資格ともに、教育訓練給付金の対象となっており、対象者は受講費用の一部が支給される場合があります。

キャリアコンサルタントは最大80%の給付、産業カウンセラーは20%という違いがあります。


どちらの資格を選ぶべきか

私の主観も入っておりますが、どちらの資格を選ぶべきかを解説します。

自身のキャリア目標に合わせて選択

キャリア形成支援に興味がある場合はキャリアコンサルタント、メンタルヘルス支援に興味がある場合は産業カウンセラーが適しています。 ​

資格取得後のキャリアパス

資格取得後は、実務経験を積みながらスキルを磨き、専門性を高めていくことが重要です。

キャリアコンサルタントであれば、私のようにプチ起業することも可能です。

☑️【プチ起業】キャリアコンサルタントでプチ起業(副業)をする方法

ダブルライセンスのメリットもある

両資格を取得することで、キャリア支援とメンタルヘルス支援の両方に対応でき、活躍の場が広がります。

ダブルライセンスについては、次で解説します。

キャリアコンサルタントと産業カウンセラーのダブルライセンスのメリット・デメリット

キャリア支援とメンタルヘルス支援、それぞれの専門性を活かせる「キャリアコンサルタント」と「産業カウンセラー」。

この2つの資格をダブルで取得する人が増えています。

ここでは、ダブルライセンスのメリット・デメリット、そして最大限活かすためのポイントを解説します。

ダブルライセンスのメリットとは?

メリットは下記の3つです。

  • キャリア支援とメンタルヘルス支援の両立が可能になる
  • 幅広い相談ニーズに対応でき、専門性が高まる
  • 求人や案件の選択肢が増え、キャリアの幅が広がる

一つずつ解説します。

キャリア支援とメンタルヘルス支援の両立が可能になる

キャリアコンサルタントは主に「働く人のキャリア形成支援」、産業カウンセラーは「職場におけるメンタルヘルス支援」が主な役割です。

ダブルライセンスを取得することで、クライアントの職業人生と心理面の両方をサポートすることができ、より総合的な支援が可能になります。

幅広い相談ニーズに対応でき、専門性が高まる

現代の職場では、キャリアの悩みとメンタルの問題が複雑に絡み合っていることが少なくありません。

両資格を持っていることで、より幅広く、かつ深い相談に応じられる専門家としての信頼性が高まります。

求人や案件の選択肢が増え、キャリアの幅が広がる

企業内カウンセラー、ハローワーク、大学のキャリアセンター、EAP(従業員支援プログラム)など、活躍の場が広がります。

また、副業やフリーランスでの活動にも有利です。

ダブルライセンスのデメリットとは?

ダブルライセンスのデメリットは以下の3つです。

  • 資格取得と維持にかかる時間とコストが大きい
  • 学ぶ範囲が広くなり、習得に努力が必要
  • 活用先によっては片方の資格しか評価されない場合もある

一つずつ解説します。

資格取得と維持にかかる時間とコストが大きい

どちらの資格も取得には数十万円の費用と数ヶ月の学習期間が必要です。

さらに、キャリアコンサルタントは5年ごとの更新が義務付けられており、継続教育にもコストがかかります。

学ぶ範囲が広くなり、習得に努力が必要

ダブルライセンスは知識やスキルの幅が広い反面、それだけ学習内容も多くなります。心理学やカウンセリング技法、キャリア理論、労働法など、分野横断的な理解が求められます。

活用先によっては片方の資格しか評価されない場合もある

求人や現場によっては、キャリア支援に特化しているところもあれば、心理支援がメインのところもあります。その場合、もう一方の資格が活かしきれないこともあります。

ダブルライセンスを活かすためのポイント

ポイントは以下の3つです。

  • 活動領域を明確にし、資格を戦略的に使い分ける
  • 実務経験を積んで両資格を“活かせる人材”になる
  • 継続学習とネットワークづくりで信頼を高める

一つずつ解説します。

活動領域を明確にし、資格を戦略的に使い分ける

「キャリア相談がメインの現場ではキャリアコンサルタントとして」「職場の人間関係の悩みには産業カウンセラーとして」といった具合に、状況に応じてどちらの視点で関わるかを意識することで、効果的な支援ができます。

実務経験を積んで両資格を“活かせる人材”になる

資格を持っているだけでは信頼を得るのは難しいです。

相談対応の実務経験を通してスキルを磨くことで、クライアントからの信頼も深まり、評価も高まります。

継続学習とネットワークづくりで信頼を高める

定期的な研修や勉強会への参加、他の専門家とのつながりを持つことで、知識のアップデートだけでなく、自分の強みや専門性の整理にもつながります。

【実体験】キャリアコンサルタント資格を取得して感じた5つのメリット

さいごに

いかがだったでしょうか。

今回はキャリアコンサルタントと産業カウンセラーの違いについて解説しました。

ポジショントークにはなりますが、どちらを取得すれば良いかと言われると、キャリアコンサルタントをおすすめします。

理由は、国家資格であること、専門実践教育訓練給付金の対象講座であり、6万円ほどで資格を取得できるチャンスがあるからです。

ぜひ、あなたもキャリアアップを目指してください。

キャリアコンサルタント資格を取得するためには養成講座に通うことが近道です。

【22社比較】キャリアコンサルタントおすすめの養成講座5選

ぜひ参考にされてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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