
転職面接を受ける際、時計はどんなものが良いんだろう。
「アップルウォッチ」とか「スマートウォッチ」は面接では
ぶっちゃけ「アリ」なのかな?
今回はこんなお悩みにお答えします。
【この記事の信頼性/筆者紹介】


この記事を書いている私は、某大手企業で採用責任者をしている人事管理職です。
中途採用と新卒採用で年間500名程の面接をしています。
今回は、面接を受ける際、受験者がつけている「時計」についての記事を書いていきたいと思います。
それでは行きましょう。
転職面接を受ける際、アップルウォッチやスマートウォッチはあり?

結論、業種によります。
ちなみに私の会社は、「あり」です。
どんな業界がありで、どんな業界がなしか、判断する際の指標を論理的に書いていきたいと思います。
業種で考察

銀行や公務員などの堅い業界
銀行や公務員など、お堅い業界の転職面接を受ける際は、スマートウォッチは避けた方が無難です。
理由は、旧態依然としたお堅い考えを持った社員が多く、スマートウォッチに対して好意的に考えている方が少ないからです。
特に、私が以前勤務していた銀行では、カメラ付きの携帯電話やスマートフォンですら、支店内に持っていくこともNGでした。
営業中に私物のスマートフォンを利用することもNGでした。
情報漏洩対策でそうしているのです。
このような業界ですので、スマートウォッチは避けるべきでしょう。
不動産業界や自動車販売などの高価な商品を扱う業界
高価な商品を扱う業界も、スマートウォッチは避けた方が無難です。
理由は、高価な商品を扱う業界は、お客さんの目を考えた際、一般的な腕時計を着用する方が多いはずです。
となると、面接官も一般的な腕時計を着用しているケースが大半です。
高価な商品を扱う業界は、スマートウォッチに対して好印象を持っている人は少ないと考え、避けるべきです。
ベンチャー企業やIT業界
ベンチャー企業や大手以外のIT業界は、アリです。
スマートウォッチを持っていれば、逆に着用すべきです。
理由は、スマートウォッチを着用していると、名前の通り「スマート」な印象を与えられるからです。
特に、年齢の高い方がスマートウォッチを着用していると、ITリテラシーが高い方なんだろうな・・・という印象を与えることが出来ます。
対顧客で考察

BtoCの業種
対顧客が消費者の業種の場合は、スマートウォッチを着用を控えて面接に臨む方が良いと思います。
BtoCも業種によるとは思いますが、お客様の目線を意識しているか?
という視点で受験者を見ている面接官の方は多いと思います。
そのような視点で考えた際は、普通の腕時計を着用したほうが無難です。
BtoBの業種
対顧客が法人の業種の場合は、堅い業界以外は、スマートウォッチを着用して面接に臨んでもOKと思います。
理由は、面接官の視点は、受験者が仕事ができるかどうか、という視点で面接に臨んでいるからです。
私が勤務している会社も、旧態依然とした老舗の大手企業ですが、BtoBの企業のため、身なりを気を付けている社員は少ないです。
正直、真面目で仕事をしてくれればOKという感じなので、割とジャケパンスタイルなどで仕事をしている人も居ます。
そもそも、面接に腕時計をつけなくてもOK?

面接では確実に腕時計を着用して行くべきです。
腕時計の着用は一般的にビジネスマナーとして捉えられています。
腕時計を着用している人は、「時間管理がしっかりできる人」と思われます。
逆に、着用していない人は、時間を気にしないマイペースな人を思われてしまいます。

特に年配の方は、腕時計を社会的なステータスと捉えている人もおられます。
時間を確認する際も、何度もスマホを見る受験者を見ると、イラっとする人事も少なくはありません。
個人的な感想になりますが、私は腕時計が好きなので、受験者の時計は必ず見ます。
面接でも何度も腕時計の話題で盛り上がった受験者もいますよ。
まとめ
【通常の腕時計で行くべき】
- 堅い業種
- BtoC業界
【スマートウォッチでもOK】
- ベンチャー、大手以外のIT業界
- BtoB業界
上記のまとめに限らず、「自分をどう見せると、面接がうまくいきそうか」、という視点で考えて面接に臨むことをおススメします。
さいごに

いかがだったでしょうか?
私は、現役人事の採用責任者として、転職について役立つ情報発信をしています。
これから新卒採用を控えている方
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中途採用で、転職を考えている方
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最後までご覧頂きありがとうございました。
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