転職したいと思っているんだけど、転職の進め方と流れを知りたいな・・・
ググっても色々記事が分散していて分かりにくいし、纏まっている記事があると分かりやすいんだけど・・・
今回はこんなお悩みにお答えします。
【この記事の信頼性/筆者紹介】
この記事を書いている私は、某大手企業の採用担当者をしている匿名係長と申します。
採用担当者として、新卒・中途採用合わせて年間500名程面接をしています。
実際に求人応募も出しており、転職活動の全体感を熟知しています。
今回は、転職活動に精通している私が、「転職の進め方と流れ」について、6つのステップで話していきたいと思います。
それでは行きましょう。
この記事を読むメリット
・転職活動の全体感が理解できます
・6つのステップで転職活動が有利に働きます
・おすすめの転職活動が分かります
転職の進め方と流れを6つのステップで解説!
転職を成功させるための流れは、大きく6つのステップになります。
- 転職する理由を明確にする
- 職種を決める
- 応募する
- 適性検査を受ける
- 面接を受ける
- 内定を受けた後に確認する
【step1】転職する理由を明確にする
まず、しなければならないのは、転職する理由を明確にすることです。
人間関係が嫌だからなどの理由で、転職を考えていませんか?
もう少し深く考えてみて下さい。
例えば、「人間関係が悪くなった」という現象をもう少し深堀してみましょう。
人間関係が悪くなった背景にはどんなことがありましたか?
- 自分の理想の働き方が出来ないから、会社の不満が募り人間関係が悪化した
- 顧客に勧めるものが本意でないので、仕事が嫌になり、人間関係が悪化した
- 今の仕事をやっていても先が見えないので、やる気がなくなり、人間関係が悪化した
いわゆる理想と現実のギャップがあるはずです。
そのギャップを埋めることが出来れば、理想の働き方が出来るはず。
転職して何を得たいのか。
転職の理由を明確にしてみましょう。
転職したい理由を深く掘り下げる
転職したい理由を掘り下げてみましょう。
- 先輩から怒られる
- 成績が上がらない
- 上司から無視される
もう少し深く掘り下げて行きましょう。
- 仕事が遅いので、先輩から怒られる
- 営業という仕事が乗り気でないので、成績が上がらない
- 空気が読めないので、上司から無視される
上記のような、隠れた事実はありませんか?
退職理由を深堀して考えていくと、自分の適性が分かってくるはずです。
自分の適性が分かる=「自己理解」がある。
自己理解不足であると、転職しても、また同じ結果。
転職を繰り返してしまいますよ。
ここは確実に深く考えておくべきです。
転職しなくても良いという結果になることも0ではありません。
【step2】職種を決める
ステップ1で転職する理由を明確に出来たら、つぎは職種を決めましょう。
職種を決めるのは、転職する理由にも密接な関係があります。
例えば・・・
- 営業が乗り気じゃなかった ⇒ ノルマがある仕事は嫌 ⇒ 職種は経理や事務
- 仕事が遅い ⇒ 自分のペースで進められる仕事 ⇒ 質重視のクリエイター
こんな感じで、ざっくりでOKです。
自分の中で向いてそうな、職種をある程度決めておいてください。
【step3】応募する
転職する理由、職種が決まったら、次のステップは企業に応募することです。
応募については、求人サイトに登録して、仕事を探すこともOKですが、「採用エージェントを利用したほうが確実に良い転職活動」になります。
また、採用エージェントにしかない、優良求人もありますよ。
私が勤務している大手企業も採用エージェントにしか求人を出していない、職種があります。
採用エージェントとは
転職をサポートしてくれる担当者が無料で付くサービスです。
なぜ、無料なのかというと、採用が決まれば、就職した会社から手数料をもらえるからです。
手数料は年収の30~35%が相場です。
400万円の方なら120万円の手数料が企業からもらえます。
そのため、エージェントの担当者も必死になって、就職のサポートしてくれます(笑)
上手に採用エージェントを使って、良い転職活動を実施しましょう。
>>>おすすめの採用エージェントの記事も書いています。
応募書類
応募書類は、基本的に2点用意する必要があります。
「履歴書」と「職務経歴書」です。
履歴書
履歴書は、転職活動で必須の書類です。
学歴や職歴など、自分の歩んできた個人情報が記載されています。
書き方にポイントがあります。
>>>履歴書の書き方のポイントの記事も書いています。
参考にされてください。
職務経歴書
職務経歴書は、履歴書に書いてあるざっくりとした職歴を深く掘り下げて書く書類になります。
30代、40代の転職者については、履歴書よりも、この職務経歴書がよく見られますので、しっかりと書きましょう。
>>>職務経歴書の書き方についての記事もご覧ください。
【step4】適性検査を受験する
適性検査はほとんどの場合、「SPI」になると思います。
SPIとは、リクルート社が開発した、適性検査で、能力と性格が分かる検査です。
能力検査は、点数化(偏差値のようなもの)されます。
大手の上場企業は、「50点」ないと足切りされ、面接すら受けられないケースが大半です。
しっかり対策しましょう。
>>>適性検査SPIの対策の記事も書いています。
【Step5】面接を受ける
適性検査が通過したら、次は面接です。
面接では企業によって評価基準は違いますが、おおむね同じ流れです。
>>>面接の流れはほぼこの順番です
【step6】内定後
見事、面接を合格したら、内定となります。
内定すると、年収や勤務地、その他の条件について通知されます。
転職エージェント経由であれば、年収の交渉などをしてくれますが、ここでセカンドオピニオンを得ておきましょう。
自分の市場価値を知っておく
「ミイダス」というオファー型の転職サイトですが、「現時点での適性年収が分かります」。
少し入力などが面倒ではありますが、第三者的な目線での年収評価が分かりますので、登録して確認するべきです。
下記は私のミイダスの画面です。
このような感じで、自分の市場価値が分かります。
転職先から年収が提示されたら、ミイダスで表示された市場価値と比較してみましょう。
必ずしも、市場価値と同等になるとは限りませんが、採用エージェントも、年収が上がれば、手数料も高くなるため、交渉をしてくれるはずです。
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転職会議に登録
転職先が決まれば、働いている生の声を聞きたいですよね・・・
そんなときは、ぜひ「転職会議」を登録しましょう!
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登録すると、転職しようとする会社の「働いている人」や「退職した人」の口コミが分かります。
下記の12項目が分かります。
- 年収、評価制度
- 退職理由、退職検討理由
- 面接・選考
- 仕事のやりがい、面白み
- 事業成長性や将来性
- 入社理由、入社後に感じたギャップ
- 社長の魅力
- ワークライフバランス
- 福利厚生、社内制度
- 女性の働きやすさやキャリア
- 社員、管理職の魅力
- スキルアップ、キャリア開発、教育体制
上記のような情報です。
ちなみに私の勤めている会社も口コミがあります。
最新の情報はどれも鋭い口コミが多く、一部価値観が違うと思う内容もありますが、概ねあっていました(笑)
また、転職して後悔しないために考えておくべきことについても、ブログを書いています。
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必ず見ておいてください。
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回は、「転職の進め方と流れ」について、6つのステップについて、記載いたしました。
転職活動をしていて転職エージェントを登録していない人は、必ず1社は登録しておくべきです。
転職エージェントにしかない求人が必ずあります。
自分にあった、転職エージェントに登録してみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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