キャリアコンサルタントの面接試験対策。クライエントが年配者の場合の配慮。

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悩んでる人
悩んでる人

自分は30代で、60歳の方にキャリアコンサルティングをすることになった・・・

こんな若造が、こんなに年齢が上の方にキャリアコンサルティングをしていいのかな?

年配者へ配慮をすることはないのかな?

今回はこんなお悩みにお答えします。

この記事の信頼性/筆者紹介

匿名係長
匿名係長

この記事を書いている私は、某大手企業の人事管理職をしている匿名係長と申します。

国家資格キャリアコンサルタントの資格試験をオールA評価、一発合格することが出来ました。

実際にキャリアコンサルティングをしている私が、実際に行っている年配者への配慮について記載します。

それでは行きましょう。 

年配者への配慮

結論、「自己不一致をしない」ことです。

要するに、背伸びをしない、ということですね。

知ったかぶりをしない、というのも大切です。

若いキャリアコンサルタントから、やったこともない、親の介護のことを「大変ですね」と言われても、言葉の重みがないんです。

逆に、イラっ!!とします。

もう少し分かりやすく話します。

自己不一致の逆は、自己一致です。

自己一致をすることが非常に大切です。

自己一致とは

自己一致とは、「純粋性」であり、カウンセリングの基本的態度の一つです。

  1. 聞き手が心理的に安定し、ありのままの自分を受け入れていること
  2. 防衛的になったり、虚勢的(みせかけのいばり)にならずに率直な気持ちで話してに向き合えていること

私が実際にしていること

私がしていることは、「自己開示」をすることです。

匿名係長
匿名係長

〇〇さんは、60歳ですよね。人生経験も豊富な方にキャリアコンサルティングをさせてもらえることは光栄です。

精一杯、キャリアコンサルティングをさせて頂きますので、本日はよろしくお願いいたします。

このように、自己開示をすることで、キャリアコンサルタントが心理的に安定します。

ありのままの自分を受け入れ、防衛的になったり、虚勢的(みせかけのいばり)にならずに率直な気持ちでクライエントに向き合える状態になりました。

カウンセリングの基本的態度とは

先ほど、「カウンセリングの基本的態度」が出てきましたので説明しますね。

カウンセリングの基本的態度は、下記の3つのことです。

①自己一致(純粋性)

②受容的態度

③共感的理解

自己一致(純粋性)

自己一致は先ほども書きましたが、もう一度説明しますね。

①聞き手が心理的に安定し、ありのままの自分を受け入れていること

②防衛的になったり、虚勢的(みせかけのいばり)にならずに率直な気持ちで話してに向き合えていること

受容的態度

①批判や避難の目を向けることなく、受容的な態度で話し手に接すること

②話し手をひとりの人間として大切に思いやること

共感的理解

①話し手がどのように感じているか、考えているかを、できる限り正確に知ろうとすること

②キャリアコンサルタントが理解したことを相手に伝えること

③表面的に同調や共感をするのではなく、話してのモノの見方・考え方にそって理解しようとすること

この3つの「カウンセリングの基本的態度」により、クライエントとの「ラポール」が形成され、年齢に差があるクライエントでも、キャリアコンサルティングが展開していくでしょう。

さいごに

いかがだったでしょうか?

その他にも、試験対策に役立つ記事を書いています。

是非ご覧になってください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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