
ロールプレイがいつも展開しないんだよな・・・
クライエントの主訴を把握するために有効な質問が
あれば知りたいな・・・
今回はこんなお悩みにお答えします。


こんにちは。匿名係長です。
私は、第13回キャリアコンサルタントを受験し、一発合格することが出来ました。
今回は、私が受験に活用した「クライエントの主訴を把握するための質問」について
記事を書いていきます。
主訴を把握するための有効な質問(オープンクエスチョン)は?

結論から言うと、「●●について、もう少し詳しく教えて頂けますか?」
という、オープンクエスチョンを投げかけることです。
●●に入るのは”感情”です。
感情を聞くと話が展開していく
感情を深堀すると、面白いことに話が展開していきます。
「迷っている」、「悩んでいる」、「どうしたらいいかわからない」なども感情です。
基本的にクライエントの主訴には、感情が含まれています。
特に男性は感情が口から出にくい
男性はなかなか感情が出にくいため、今どんな気持ちですか?
という感情を聞き出す質問を投げかけて下さい。
すると、感情が出てきます。
「悩んでいる」、「Aは楽しいけど、Bが辛い」などの感情です。
女性は比較的感情が出やすい
女性はどちらかいうと感情出てきやすい傾向にあります。
その感情を聞き取り損ねずに、しっかりと感情を拾います。
そして、その感情の裏にある出来事や考えを深堀するのです。
そうすると話が展開していき、徐々に「クライエントの主訴」と「キャリアコンサルタントが考えるクライエントの問題点」が見えてきます。
感情をヒアリングする際の一例
例えば、下記のような話の場合を考えてみましょう。

仕事に悩んでいて、転職しようか迷っているんです
このようなクライエントの主訴に対していきなり
仕事内容について教えてもらえますか?
と、すぐに事実確認の質問をするのはNGです。
悩んでいる、迷っているという感情にアンテナを張る
仕事内容はハッキリ言ってどうでも良いのです。
クライエントは「悩んでいて」、「迷っている」という感情がある。
この”感情を拾うことが大切”なのです。
もう少し詳しく聞かせてもらえますか?と質問する
私なら、今、「悩んでいる」、「迷っている」という言葉が出ましたが、その点をもう少し詳しく教えてもらえますか?と聞きます。
すると、話が展開します。
具体的に何に悩んでいるのか、迷っているのかを引き出すことができます。
キャリアコンサルタントの想定外の悩みや迷いがある
意外とキャリアコンサルタント側が想定していない、悩みや迷いをクライエントは持っているかもしれません。
仕事の悩みではなく、実は家族との折り合いの話だったりすることもあるのです。
親の介護の話になるかもしれません。
感情を質問することで話が面白いように展開していく
感情を聞くだけで、相談者を知るヒントが出てきます。
これが、魔法のオープンクエスチョンです。
ぜひ試験に役立てて下さい。
さいごに

皆さんも、ぜひ、主訴の確認や話の展開の際には、感情を拾い、「●●(感情)」について詳しく教えてもらえますか?
というオープンクエスチョンを取り入れてみて下さい。
15分間のロールプレイが格段に濃いものになります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
その他、キャリアコンサルタントに関するブログを書いています。
試験前には是非ご覧ください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました
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