キャリアコンサルタント面接試験対策。相談者に気づきを促す質問はどう話せばよいのか。

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悩んでる人
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もうすぐキャリアコンサルタントの試験だ!

面接対策をしないといけないけど、どんな質問をすれば、相談者に気づきを促す質問が出来るんだろう?

今回はこんなお悩みにお答えします。

この記事の信頼性/筆者紹介

匿名係長
匿名係長

この記事を書いている私は、大手企業の人事管理職です。

採用責任者として新卒や中途を合わせて、年間500名ほど面接をしています。

本業のかたわら、副業でキャリアコンサルタントとしても活動しています。

キャリアコンサルタント試験は「オールA評価で一発合格」することが出来ました。

今回は「相談者に気づきを促す質問はどう話せばよい?」というテーマでブログを更新していきます。

それでは行きましょう。

面接試験の合格基準の中に「展開」があります。

「展開」については、相談者に気づきを与えることが出来たか?

という点が含まれています。

相談者に気づきを与えることは、とても難しいですよね・・・

そこで、今回は、私が考える相談者に気づきを与える質問についてのヒントを記載したいと思います。

この記事を読むことで、面接対策に少し余裕をもって臨むことが出来ます。

それでは行きましょう!

相談者に気づきを促す質問は「視点の移動」をさせること!

相談者に気づきを促す質問の定石は、「視点の移動」をすることです。

例えば、A部長から、営業主任に昇進を内示された自己肯定感のない、システムエンジニアのBさんに対して・・・

匿名係長
匿名係長

「A部長は、なぜBさんを営業主任に抜擢したと考えますか?

このような質問をすることで、Bさんは、Aさんの視点で物事を考えることが出来ます

そうすると、相談者が部長の立場で考えてもらうことが出来ます。

相談者が考えていなかったことが、思い浮かび、Bさんの口から展開するヒントが出てきます。

受験者
Bさん

システムエンジニアの経験があることで、お客さんの立場に立って商談を進め、できること、できないことをその場で判断できることから、営業に抜擢してくれたのかもしれません。

と発言するかもしれませんし

受験者
Bさん

コミュニケーションは自信がないですが・・・

システムエンジニアとして、今後より成長をするため、エンドユーザーであるお客さんの声を聞き、将来的に役立ててもらいたいという気持ちがあるのかもしれません。

このような形で、思ってもみなかった展開が生まれることがあります。

この技法は、前出しの通り、「視点の移動」と言います。

面接では、「視点の移動」をすることで、ロールプレイが展開していきますので、ぜひ活用してみて下さい。

気づきが促せない質問は?

気づきが促せない質問は、事実確認ばかりをことです。

事実確認ばかりの質問は、相談者に気づきが促せず、ロールプレイも展開しません。

匿名係長
匿名係長

ある程度の事実確認は当然必要です。

しかし、事実確認ばかりをしても、気づきを促すことはできません。

先ほどの、営業主任に抜擢されたBさんの例でいうと・・・

以下のような質問は展開しないでしょうね。

  • 「営業の経験はありますか?」
  • 「何年くらいシステムエンジニアをされていたのですか?」
  • 「なぜ、システムエンジニアの仕事が良いのですか?」
  • 「営業は気が乗りませんか?」
  • 「営業はどのような仕事をするのですか?」
  • 「異動する営業は何人くらいのチームなのですか?」

といった質問です。

さいごに

視点の移動は当然、「ラポール形成」が出来ていないと、相談者が話してくれない可能性もあります。

ますは、とにかく傾聴に努め、相談者との「ラポール形成」を心がけましょう。

しっかりと相談者に傾聴し、コンプリメントを経て、ラポールを形成後・・・

「視点の移動の質問」を投げかけ、相談者の話をじっくりと聞いてあげてください。

みなさんが、試験に合格されることを願っています。

その他、私はキャリアコンサルタントの試験対策の記事を書いています。

ぜひ、参考にされてください。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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