キャリアコンサルタントの論述試験の点数が伸びないな・・・
点数を取るためのコツはあるんだろうか?
今回は、そんな悩みにお答えします。
私は国家資格キャリアコンサルタントの論述試験で「36点」を取ることが出来ました。
平均点は31点でしたので、平均点よりも5点高い得点でした。
ちなみに、手前味噌ですが・・・36点は、養成コースの仲間の中ではトップの成績でした。
今回は、キャリアコンサルタントの論述試験の点数を取るための3つのコツについて記事を書いて行きたいと思います。
それでは行きましょう。
キャリアコンサルタント論述試験、点数を取るための3つのコツ
事前に対策が難しい実技「面接試験」は、緊張や当日のロールプレイのケースでも状況が異なります。
一方、「論述試験」は、普段通りの環境で試験を受けることが可能です。
よって、論述試験は、しっかり対策をして最低でも30点は取っておきたいところです。
今回は、私が論述試験で点数を取るために意識した3つのコツを記載したいと思います。
1つ目(解答用紙の行数をすべて埋める)
文章を書くのが苦手な養成講座の仲間がいました。
その仲間は、解答用紙の2行を余らせて提出をしてしまい、結果24点でした。
もちろん、文章力も乏しいことは否めませんが、文章量が足りず、内容の充実感がなかったことから、加点にならなかったことが想定されます。
出来る限り、解答用紙の行数をすべて埋めるつもりで記載することをおススメします。
2つ目(クライエントのみに当てはまる解答を書く)
誰にでもあてはまるような、具体的方策を書いている仲間も点数が低い傾向にありました。
私が受験した第13回では、契約社員の女性が日ごろの働きぶりが評価され正社員の打診を受けたが、私には無理だと自己肯定感が下がり気味の女性のクライエントでした。
方策の実行を、正社員と契約社員の違いを記載しているところまでは、良いと思いました。
契約形態の違いを確認して、クライエントが主体的に考えるようにサポートをする。
という誰にでも当てはまるような解答に留まっていました。
このクライエントは、長く働きたいという気持ちがあるようなので、正社員と契約社員がどちらのほうが長く働けるのか、正社員になることでの仕事内容の変化や残業時間等を上司に確認してもらい・・・といったクライエントのみに当てはまる解答をすることがベターです。
3つ目(具体的なことを書く)
点数を積み上げるのであれば、クライエントに寄り添った具体的な内容を記載するべきです。
第13回の例であれば、私にできるだろうかという不安に対して、働きぶりが評価されるなど、取り組んできた内容にコンプリメントする。
自己肯定感を上げてもらえるように、クライエントの同意を得てジョブカードを使って、これまでのキャリアの棚卸を行い、ご自身の能力について、一緒に確認をしていく。
といった、具体的な内容を記載することが、加点の対象になります。
さいごに
当然ですが、誤字、脱字なども減点対象になります。
論述対策をたくさん行い、文章の作成に慣れて、見直しが出来る時間を確保しましょう。
みなさんがキャリアコンサルタントに合格し、少しでも多くの方に就労支援が出来る方が増えることを期待しています。
また、私はキャリアコンサルタントの試験に関する記事を複数書いています。
是非、参考にされてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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