面接試験で絶対にやってはいけないことはあるかな?
受験費用も高いし、出来れば一発で合格したいな・・・
今回はこんなお悩みにお答えします。
【この記事の信頼性/筆者紹介】
この記事を書いている私は、某大手企業の人事管理職をしている匿名係長と申します。
私は第13回キャリアコンサルタント試験でオールA評価で一発合格することが出来ました。
今回は、面接試験で絶対にやってはいけない事について、情報発信をしたいと思います。
この記事を見ることで、面接試験で有利に立てることは間違いありません。
私の面接試験の評価は決して、高得点ではありませんが、「態度」「展開」「自己評価」では、オールA評価です。
面接の点数は66点を取ることが出来ました。
論述(36点)と合わせると、102点です。
ぜひ、国家資格キャリアコンサルタントの面接試験で役立てて頂けると幸いです。
それでは行きましょう!
実技面接試験で絶対にやってはいけないこと3つ
実技面接試験で絶対にやってはいけないことは下記の3つです。
- クライエントの問題を解決しようとすること
- 相談者が言っていないことを言うこと
- クライエントと同じ狭い視野で話すこと
一つずつ解説していきます。
クライエントの問題を解決しようとすること
絶対にやってはいけないこと1点目は、クライエントの問題を解決しようとすることです。
正直、クライエントの問題は解決しなくて良いのです。
は?
それが、キャリアコンサルタントの仕事じゃん!?
意味不明なんだけど・・・
そう思う方が多いはずです。
こんなことを言うと、キャリアコンサルタントの意義を問われますが、解決しなくで良いです。
キャリアコンサルタントは相談者の悩みを解決できない
キャリアコンサルタントは、クライエント自身に気づいてもらう支援や助言を行う人です。
ですので、解決できないんです。
解決しようとするのではなく、しっかりと傾聴し、感情を拾う。
相談者の矛盾に気づいてもらう
そして、なぜそのような感情になったのかを詳しく教えて頂き、クライエント自身の矛盾に気づいてもらう。
そんなことを意識して、キャリアコンサルティングの技法を駆使して、質問を投げかけなければなりません。
相談者が言っていないことを言うこと
2点目は、クライエントが言っていないことを言うことです。
大阪にいる母親の介護をするために、実家に帰りたいけど、自分の家族が東京にいて、仕事が辞められない。どうすればいいのか分からないんです。
仕事を辞めるか、迷っているんですね。
こんな返答は、確実にアウトですね。
相談者は、仕事を辞めるか迷ってるとは言っていません。
キャリアコンサルタントの推測でしかありません。
推測で話して良いのは口頭試問のみ
推測で話して良いのは、口頭試問のみです。
母親の介護で実家に帰りたいけど、自分の家族がいるし仕事が辞められない。どうすればいいのか分からないんですね。
相談者へ聞いたことをしっかりと伝え返しましょう。
養成講座の仲間も推測で話して不合格判定となった
キャリコン養成講座の仲間の中でも、クライエントが言っていないことを言う方がいました。
クライエントが言っていないことを言うと、ラポールは形成されないどころか、クライエントの本当の気持ちが分からなくなってしまいます。
クライエントと同じ狭い視野で話すこと
3点目は、クライエントと同じ狭い視野で話すことです。
クライエントは、視野が狭くなっているから、悩みが生まれるのです。
視野が狭いと堂々巡りになる
同じく、キャリアコンサルタントの視野が狭ければ、堂々巡りになることが目に見えています。
狭い視野を広げるというのは、言葉でいうと簡単です。
ロールプレイ中ではなかなか考えが広がりません。
中長期の視点で相談者に寄り添ってみる
視野が狭いというのは、一つのことに縛られている、あるいは近視眼(目先のことにとらわれている)になっているということです。
例えば、下記のようなことがあるとしましょう。
定年後も子供の学費を稼がないといけないので、リストラされた会社と同じ年収が必要だ。
と主張しているクライエントの場合は、目先のことを聞くのではなく、本当に5年後、10年後のことを考えてもらいます。
子供の学費はいつまで必要になるんですか?
5年後のライフプラン、マネープランは考えていて、そうお考えなのですか?
配偶者と協力して家計を支えることは難しいのですか?
本当に自分自身で前と同じ年収を稼がないといけないんですか?
様々な角度から質問を投げかけ、クライエントに気づきを得て頂くことが大切です。
そのため、クライエントと同じ狭い視野で話すことは、絶対にやってはいけないのです。
キャリアコンサルタントの不合格の方におすすめの対策
学科試験と実技論述試験、実技面接試験に分けて、おすすめの対策を紹介します。
学科・実技論述試験の対策
まずは、私がおすすめする5つの対策本をご覧ください。
詳しくは、下記の「この5つでOK、キャリアコンサルタントおすすめの対策本」の記事をご覧ください。
実技面接試験の対策
面接試験対策については、下記の記事をまずは読んでください。
さいごに
いかがだったでしょうか?
私は、キャリアコンサルタント試験の前に、情報が少なかったので、こんな情報があったいいな・・・
と思っていたことを、ブログに書いています。
受験生の皆さんのお力になれると思いますので受験前には、ぜひご覧ください。
みんなで合格して、就労支援が出来る方が増えることを祈っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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