キャリアコンサルタント資格試験は独学合格可能?実体験レビューします。

キャリアコンサルタントとは?
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悩んでいる人
悩んでいる人

キャリアコンサルタントを受験しようと考えているけど、独学で合格って可能なのかな?

養成講座の費用は高いし、試験対策講座なども高額・・・

出来れば、あまり費用をかけずに合格したいんだけど・・・

今回はそんなお悩みにお答えします。

この記事の信頼性/筆者紹介

匿名係長
匿名係長

この記事を書いている私は、某大手企業の人事管理職をしている匿名係長です。

私は養成講座に通ってキャリアコンサルタントを取得しました。

今回はキャリアコンサルタント試験は独学可能なのか?

というテーマでブログ更新していきます。

それでは、行きましょう。

この記事を読むメリット

・キャリアコンサルタントは独学で合格できるかが分かります

・キャリアコンサルタントの勉強方法がわかります

・キャリアコンサルタントを安く取得できる方法が分かります

私の結果通知書
  1. キャリアコンサルタント試験は独学合格は可能なのか?
    1. 結論「学科」と「論述」は独学で合格可能
    2. 学科試験は独学合格が可能
    3. 論述試験は独学合格が可能
    4. 面接試験の独学合格は難しい
  2. 面接試験を独学で合格したい方
    1. Youtubeで独学勉強する
    2. 現役のキャリアコンサルタントに相談する
    3. 受験直後のキャリアコンサルタントに相談する
  3. キャリアコンサルタントの受験資格は?
    1. 実質「養成講座に通う」か「実務経験者」の2パターン
    2. 養成講座に通い受験資格を得る
    3. 実務経験がある人は養成講座を受講せずに受験可能
  4. キャリアコンサルタントの受験団体の違い
    1. JCDA(日本キャリア開発協会)
    2. CC協議会(キャリアコンサルティング協議会)
    3. キャリアコンサルタント受験団体の違いのまとめ
  5. キャリアコンサルタントの難易度や合格率
    1. キャリアコンサルタントの難易度は易しく取得しやすい
    2. 受験団体により合格率が異なる
    3. JCDAとキャリ協との合格率の比較
  6. キャリアコンサルタントのおすすめの養成講座
    1. 一般社団法人地域連携プラットフォーム
    2. ヒューマンアカデミー
    3. 他社との養成講座を比較
  7. キャリアコンサルタントを安く取得する方法
    1. 最安で取得するには、実務経験者枠で受験をすること
    2. 3年以上の実務経験とは?
    3. 実務経験がない人は専門実践教育訓練給付金を利用する
  8. キャリアコンサルタントの資格取得メリットは?
    1. 自己肯定感が上がった
    2. 副収入を得ることができた
    3. 人脈が増えた
    4. 人間関係も良好になった
    5. 転職にも有利になった
  9. キャリアコンサルタントの今後の需要や将来性は?
    1. AIにとって代わることのないスキル
    2. 成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増える
    3. キャリア教育の企業ニーズが高まる
  10. さいごに

キャリアコンサルタント試験は独学合格は可能なのか?

キャリアコンサルタント試験は「学科試験」と「実技試験」があります。

実技試験は、「論述試験」と「面接試験」に分かれています。

結論「学科」と「論述」は独学で合格可能

結論、「学科試験」と「論述試験」は独学で合格可能です。

一方、「面接試験」は、独学では合格は難しいです。

学科試験は独学合格が可能

学科試験は、独学で合格レベルに達することが可能です。

学科試験に関しては、自分の努力次第で点数が変わります。

匿名係長
匿名係長

実際、対策講座に行っても、理論などは忘れているんですよね・・・

試験前に猛勉強して、点数をUPさせるしかありません。

学科試験の概要

出題形式四肢択一のマークシート
問題数50問
試験時間100分
合格基準7割合格/100点満点(2点×50問)
受験料8,900円
匿名係長
匿名係長

学科試験は50問あり、7割以上の得点が合格ラインです。

私は、78点(39問)で合格しました。

学科試験の独学勉強方法

学科対策として実施したことは、以下の3点です。

  • 過去問3回分を解き、内容を参考書を使って理解するまで繰り返す
  • 模擬問題集を解く
  • みん合の参考書を読む

これで、78点の点数を取ることが出来ました。

そして、「苦手分野の可視化」「良く出題される分野を重点的に勉強する」ことをしました。

苦手分野の可視化

私がまず行ったことは、苦手分野の可視化です。

私が受験した、「第13回国家資格キャリアコンサルタントの学科試験」は以下の20分野が出題されました。

  1. 社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解
  2. キャリアコンサルタントの活動
  3. キャリアコンサルティングの役割の理解
  4. キャリアに関する理論
  5. 個人の特性の知識
  6. 職業能力の開発の知識
  7. 人事管理及び労務管理の知識
  8. 労働市場の知識
  9. 労働関係法令及び社会保障制度の知識
  10. カウンセリングの技能・知識
  11. グループアプローチの技能・知識
  12. 学校教育制度及びキャリア教育の知識
  13. 方策の実行の支援
  14. 意思決定の支援
  15. 相談場面の設定
  16. 自己理解の支援
  17. 仕事理解の支援
  18. キャリアコンサルタントとしての姿勢
  19. ネットワークの認識及び実践
  20. メンタルヘルスの知識

この20個のうち、自分が苦手な分野は、どこなのかを把握しました。

匿名係長
匿名係長

私は、理論が本当に苦手でした・・・

理論は当てずっぽうで1問あっているかどうか。

理論はとにかく覚えるしかありません。

良く出題される分野を重点的に勉強する

第1回から今まで、問題数が多く出題された分野は以下の3つです。

④キャリアに関する理論(7問)

⑩カウンセリングの技能・知識(5問)

⑦人事管理及び労務管理の知識(4問)

3つまとめると、16問です。

この分野の対策を、特に力を入れることで、合格に近づくと考えました。

合格したスケジュールについて、詳しくまとめています。

論述試験は独学合格が可能

論述試験もパターンが決まっており、独学でも合格可能です。

私は、36点(50点満点)で合格しました。

私の結果通知書

私が受験した第13回の論述試験の平均点は31.1点。

平均点を大きく上回る点数で合格することが出来ました。

面接試験の独学合格は難しい

面接試験は独学合格は難しいです。

なお、面接試験は、「ロールプレイ」「口頭試問」に分かれます。

15分の「ロールプレイ」が終わった後、すぐに5分の「口頭試問」が始まります。

匿名係長
匿名係長

「口頭試問」は聞かれることが決まっているので、独学でも合格点には到達できます。

一方、「ロールプレイ」は独学では、合格は難しいです。

実際の現場でキャリア支援を行なっているベテランの方や実務経験がある方でも難しいです。

引用元:キャリアコンサルティング協議会日本キャリア開発協会

下記の表は、キャリアコンサルティング協議会出展、「キャリアコンサルタント試験試験結果」を抜粋し、まとめたものです。

受験回受験資格実技受験者数(人)実技合格者数(人)実技合格率(%)
第25回養成講座修了者3,6732,52568.7%
第25回独学組(実務経験者)30016956.3%
第24回養成講座修了者3,0992,08067.1%
第24回独学組(実務経験者)31817555.0%
引用元:キャリアコンサルティング協議会 キャリアコンサルタント試験 試験結果

キャリアコンサルタント合格発表では、「養成講座修了者」と「実務経験者」の合格率が発表されます。

私が独自に分析すると「養成講座修了者」のほうが、合格率が高いことがわかります。

いやいや、ぶっちゃけあんまり変わらないじゃん!

養成講座に行かなくても合格できるんじゃない?

匿名係長
匿名係長

結果だけを見ると、そう思いますよね。

しかし、よく考えてみて下さい。

実務経験者の方は、相談業務を3年以上の経験がある方です。

つまり、それなりに相談業務になれているベテランでレベルの高い方です。

そんなレベルの高い方でも2人に1人は「不合格」となってしまいます。

面接試験に合格するには、点数を取るための「クセ」や「コツ」があります。

そのため、面接試験は独学での合格は難しいと言えます。

面接試験を独学で合格したい方

面接試験を独学で合格したい方は以下の方法を検討してみて下さい。

  • Youtubeで独学勉強する
  • 現役のキャリアコンサルタントに有料で相談する

Youtubeで独学勉強する

YouTubeは、本当に勉強になります。

私が特にYouTubeでおすすめするのは、「津田裕子さん」の津田チャンネルです。

津田裕子さんは、キャリアコンサルタントとして活躍されている方で、本も出版されている方です。

実際にロールプレイの風景がカットなく発信されているので、非常に分かりやすい動画です。

私も、試験前は何度も拝聴しました。

現役のキャリアコンサルタントに相談する

試験を受験して間もないキャリアコンサルタントに相談することもおススメです。

最近は、インターネットで探せば、すぐに見つかりますよ!

おすすめのプラットフォームは、「ココナラ」です。

匿名係長
匿名係長

最近ココナラは上場を果たしました。

CMも良く見るようになったので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

ココナラ サイトより

スクールが行っている講座では、1回で20,000円ほどかかります。

しかも、抽象的な事ばかりで、具体的な事は言ってくれません。

会社としての責任があるので、なかなか具体的で断定的な事は発言できないんですよね・・・

受験直後のキャリアコンサルタントに相談する

一方、ココナラはフリーランスで登録している方が多く、1回3,000~5,000円が相場。

具体的なアドバイスも貰えますよ!

しかも、直前の試験を受験されている方なので、新鮮な情報が非常に参考になるでしょう。

登録は無料!今ならクーポン付き

キャリアコンサルタントの受験資格は?

キャリアコンサルタントを受験するには、受験資格を得ることが必要です。

キャリアコンサルタントの受験資格は下記の通り。

キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます。
・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(講習カリキュラムは別表に記載)
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験(4を参照)を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
・上記の項目と同等以上の能力を有する者

厚生労働省 キャリアコンサルタントになりたい方へ

実質「養成講座に通う」か「実務経験者」の2パターン

実質、養成講座に通うか実務経験者の2パターンです。

匿名係長
匿名係長

より正確に言うと下記3パターンですが、実質③の方は多くはないと思います。

  1. 養成講座を卒業した人
  2. 実務経験者
  3. 国家資格になる前の資格試験に合格している人

詳しくは、「キャリアコンサルタントの受験資格は?」の記事をご覧ください。

養成講座に通い受験資格を得る

一つ目の方法は、養成講座に通い受験資格を得る方法です。

養成講座は約30万円の費用がかかりますが、特定の条件に該当する方は、養成講座の費用を9万円で済ませることも可能です。

詳しくは、養成講座を最安値で通う方法の記事(☑️内部リンク)をご覧ください。

実務経験がある人は養成講座を受講せずに受験可能

キャリアコンサルタントの受験団体であるJCDAのホームページには、下記の記載があります。

「経験」に該当するかどうかは、以下のいずれも適合するかどうかという考え方を基準に、個別に判断することになります。

キャリアコンサルティングによる支援対象者が、「労働者」であること。なお、ここでいう労働者とは、現在就業している方のみならず、現在仕事を探している求職者(ハローワーク等の職業紹介機関に求職の申込みを行っている方、学卒就職希望者等)を含みます。

相談の内容・目的が職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上に関するものであること。

キャリアコンサルティングが一対一で行われるもの、又はこれに準ずるもの(少人数グループワークの運営等)であること(情報提供に止まるもの、授業・訓練の運営そのもの等は含みません)。

引用元:JCDAホームページより

該当しそうな仕事は、「転職エージェント」や「ハローワークの職員」など、求職者のキャリアの相談をしたことが3年以上ある方が該当します。

実務経験を証明する方法は?

下記の職務経歴シートを記入して、所属する会社の上長(人事担当者や所属部門長)の承認(記名)が必要です。

ジョブカード準拠様式

「会社都合」や「本人都合」で記名がもらえないときは、下記の方法があります。

キャリアコンサルタントの受験団体の違い

キャリアコンサルタントの受験団体は2つあります。

  • JCDA(日本キャリア開発協会)
  • CC協議会(キャリ協:キャリアコンサルティング協議会)

各団体は「目指す方向性が違います」ので、試験内容や評価基準も異なります。

それぞれの団体について解説します。

JCDA(日本キャリア開発協会)

ホームページ上の「協会からのご挨拶」に以下の内容があります。

本協会はキャリアカウンセリングを推進、展開する上で、「人の内的成長」を支援する「カウンセリング」の基本的考え方をもとに、さまざまな活動、能力開発支援を行っていることです。こうした考え方は、キャリアカウンセリングの旧来の考え方に大きな変化を及ぼすと考えています。すなわち「問題解決志向」モデルから「成長開発志向」モデルへの転換です。つまり、すべての人間が成長しようとするなら、キャリアカウンセリングの対象者は「問題を抱えた人」だけでなく、すべての国民がキャリアカウンセリングを受ける権利があるということです。

日本キャリア開発 ホームページより抜粋

つまり、JCDAは「人の内的成長」、「成長開発」を支援することを目指しています。

CC協議会(キャリアコンサルティング協議会)

ホームページのキャリア・コンサルタント行動憲章に以下の内容があります。

キャリア・コンサルティングの目的は、「相談者が自分で自分の問題を解決することであり、相談者自らが本来持っている自分らしさに気づき、自分らしさを発揮して生き生きと活動すること、すなわち、相談者が自分自身の存在価値を追求することができるよう支援すること」である。キャリ ア・コンサルタントは、このキャリア・コンサルティングの目的を明確にしたうえで、支援活動を行う。

引用元:キャリア・コンサルタント行動憲章

つまり、CC協議会は相談者の「自分らしさ」の追求と、問題解決の支援を行うことを目指しています。

キャリアコンサルタント受験団体の違いのまとめ

両団体の目指す方向性をまとめると、以下の通りです。

受験団体目指す方向性公式ホームページ
JCDA人の内的成長」、「成長開発」を支援JCDA ホームページ
CC協議会相談者の「自分らしさ」の追求と、「問題解決」の支援CC協議会ホームページ

詳しくは下記の記事にまとめています。

キャリアコンサルタントの難易度や合格率

引用元:キャリアコンサルティング協議会日本キャリア開発協会

キャリアコンサルタントの合格率は40~60%で推移しています。

第4回と第9回は例外的に難しくなっていますが、第10回以降の合格率は安定しています。

キャリアコンサルタントの難易度は易しく取得しやすい

キャリアコンサルタントの難易度は易しく取得しやすい資格です。

同じ国家資格で比べても、40〜60%の合格率は易しいと言えます。

特に対人コミュニケーションを得意とする人は取得しやすいでしょう。

受験団体により合格率が異なる

キャリアコンサルタントは、受験団体が2つあり各団体により合格率が変わります

受験団体は既述の通り、下記の2団体です。

受験団体目指す方向性公式ホームページ
JCDA人の内的成長」、「成長開発」を支援JCDA ホームページ
CC協議会相談者の「自分らしさ」の追求と、「問題解決」の支援CC協議会ホームページ

JCDAとキャリ協との合格率の比較

実技・学科同時受験日本キャリア開発協会
(JCDA)
 キャリアコンサルティング協議会
(CC協議会)
第1回37.2%59.1%
第2回50.7% 67.2%
第3回48.6%50.6%
第4回17.1%24.5%
第5回43.3%42.9%
第6回50.9%56.7%
第7回52.4%49.3%
第8回53.6%54.9%
第9回34.6%26.2%
第10回53.3%55.9%
第11回58.3%56.4%
第12回60.3%56.7%
第13回58.1%50.6%
第14回55.8%54.8%
第15回57.0%53.5%
第16回52.2%48.4%
第17回46.5%40.7%
第18回54.6%64.0%
第19回52.5%46.1%
第20回60.7%51.0%
第21回52.2%43.9%
第22回59.3%59.3%
第23回59.8%61.2%
第24回45.8%45.2%
第25回(最新)49.1%52.7%
引用:キャリアコンサルタント合格発表(CC協議会ホームページより)

キャリアコンサルタントのおすすめの養成講座

キャリアコンサルタントのおすすめの養成講座は、一般社団法人地域連携プラットフォームです。

オンラインに抵抗がなく、最速最安で受験資格を得たい方は間違いありません。

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一般社団法人地域連携プラットフォーム

一般社団法人地域連携プラットフォーム 公式サイト

地域連携プラットフォームをおすすめする理由は下記の4つ。

  1. リーズナブルな価格設定
  2. 最短最速で受験資格を得られる
  3. 経験豊富な一流講師陣
  4. 資格取得後の手厚いフォロー

1つずつ解説します。

リーズナブルな価格設定

養成講座の受講料は30〜40万円程度。

それに加えて、教材費や入学金などがかかります。

一方、地域連携プラットフォームは、297,000円(教材費込み)と破格な価格設定です。

更に、本講座とは別に試験前の受験対策講座は250円〜1,250円程度。(一般的な講座は数万円はかかります)

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最短最速で受験資格を得られる

地域連携プラットフォームは、わずか1.5ヶ月のZoom講座(WEBオンライン)で終了できるコースがあります。

通常は2.5ヶ月から3ヶ月程度かかるので、最短最速での受験資格を得ることが可能です。

さらに、無料で振替受講ができたり、講座を休んでも救済措置があるなど必ず修了することが可能です。

経験豊富な一流講師陣

地域連携プラットフォーム代表の柴田郁夫さんは、通称「うさぎ本」の有名著者。

うさぎ本は、キャリアコンサルタントの分野ではベストセラーです。

また、キャリコン最上位資格の1級キャリアコンサルティング技能士や大学名誉教授など一流の講師が揃っています。

資格取得後の手厚いフォロー

資格を取得しても、キャリアコンサルタントとして独立できない、喰えない……

とならないように、副業や開業につながる道筋を提示しそのフォロー講座も多数用意されています。

匿名係長
匿名係長

私自身もキャリアコンサルタントを取得して、食えない時期が続きましたが、今では月10〜35万円の副収入を得ることが出来ています。

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ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミー 公式サイト

ヒューマンアカデミーは合格率の面では突出しています。

下記の表は、厚生労働省より引用しています。

内容は、5つの養成講座において、実際に受講した方の資格合格率です。

養成講座


資格合格率92.5%
(令和3年度)
82.8%
(令和3年度)
79.5%
(令和3年度)
77.2%
(令和3年度)
64.9%
(令和3年度)
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
教育訓練給付制度厚生労働大臣指定教育訓練講座より引用

他社との養成講座を比較

上記2つ以外の養成講座以外の講座を比較した表を作成しています。

参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

講座おすすめ度受講料学習
スタイル
合格率講義の特徴オンラインサポート
体制
割引
キャンペーン
専門実践教育
訓練給付金
おすすめの
受験団体
校舎
(都道府県)
公式HP


地域連携プラットフォーム
(5.0 / 5.0)
297,000円通学
or
オンライン
82.8%
(令和3年度)
1.5ヶ月の最短最速で受験資格を獲得可能。有名著者である柴田郁夫氏からの直接指導。あり無料の講習振替制度・就職支援や独立支援あり給付金対象外の方は27,000円の割引
ペア割・シニア特典(65歳以上)
あり両団体OK埼玉
オンライン
詳細を見る

ヒューマン
アカデミー
(4.5 / 5.0)
355,300円通学
or
オンライン
92.5.%
(令和3年度)
通学スタイルとリアルタイムで授業を配信するオンラインライブスタイルの2パターンから選択可能。
あり転校・休学制度
関連会社との連携
各種セミナー受講制度(NLPなど心理系資格充実)
ペア割・友達紹介(入学金割引)
イキイキママ応援制度・学割
ありキャリ協18詳細を見る

LEC東京リーガルマインド
(4.0 / 5.0)
302,500円通学
or
オンライン
79.5%
(令和3年度)
おためしWEB受講制度ありあり振替受講制度説明会受講割引
LEC他資格受講生割引
ハローワーク職員割引
ありキャリ協28詳細を見る

日本マンパワー
(3.5 / 5.0)
396,000円通学
or
オンライン
77.2%
(令和3年度)
CDAの資格が取得可能
受講期間は約5カ月
あり振替受講制度
豊富な試験対策
なしありJCDA20以上詳細を見る

資格の大原
(3.5 / 5.0)
300,000円通学
or
オンライン
64.9%
(令和3年度)
通学スタイルと、リアルタイムで授業を配信するオンラインクラスの2パターンから選択可能。あり試験対策セミナーが無料大原受講生割引(3%)あり両団体OK21詳細を見る

キャリアコンサルタントを安く取得する方法

キャリアコンサルタントを安く取得する方法は実務経験者枠で受験することです。

詳しく説明していきます。

最安で取得するには、実務経験者枠で受験をすること

実務経験が3年あれば、高額の養成講座を経由せず、直接受験をすることができます。

これで終わるのは、不親切なのでもう少し解説させてください。

3年以上の実務経験とは?

3年以上の実務経験については、厚生労働省のホームページに下記の記載があります。

労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者の「キャリアコンサルティングの実務に従事」に該当するかどうかは、以下のいずれも適合するかどうかという考え方を基準に、個別に判断することになります。・キャリアコンサルティングによる支援対象者が、「労働者」であること。なお、ここでいう労働者とは、現在就業している方のみならず、現在仕事を探している求職者(ハローワーク等の職業紹介機関に求職の申込みを行っている方、学卒就職希望者等)を含みます。・相談の内容・目的が職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上に関するものであること。・キャリアコンサルティングが一対一で行われるもの、又はこれに準ずるもの(少人数(概ね6名以内)グループワークの運営等)であること(情報提供に止まるもの、授業・訓練の運営そのもの等は含みません。)

厚生労働省:キャリアコンサルタントになりたい方へ

つまり、労働者や求職者に対して、職業の選択や職業生活設計、職業能力開発の向上に関する相談業務を3年以上行っているかどうかが実務経験となります。

ハローワークの職員や学校のキャリアセンター職員、転職や就活エージェントの職員などは、実務経験に該当しそうですね。

実務経験がない人は専門実践教育訓練給付金を利用する

実務経験がない人は、残念ながら養成講座に通って受験資格を得る必要があります。

養成講座は30万円と高額ですが、専門実践教育訓練給付金を利用すれば、約9万円で養成講座に通うことも可能です。

キャリアコンサルタントの資格取得メリットは?

私はキャリアコンサルタントの資格を取得して本当に良かったと思います。

理由は下記の5つです。

  1. 自己肯定感が上がった
  2. 副収入が得ることができた
  3. 人脈が増えた
  4. 人間関係も良好になった(気持ちに敏感になる)
  5. 転職にも有利になった

一つずつ解説します。

自己肯定感が上がった

キャリアコンサルタントを取得して、自己肯定感が上がりました。

今までは、何者とも名乗れなかった私は自信がありませんでした。

一方、資格取得後は、「キャリアコンサルタント」として堂々と名乗れることは、本当に自信につながりました。

副収入を得ることができた

2点目は、副収入を得ることができた点です。

当ブログの情報発信や、キャリアコンサルタントとしての活動により、副収入を得ることができています。

多い月では、新入社員の初任給を超えるほどの副収入を得ることも。

キャリアコンサルタントを取得して本当によかったと考えています。

人脈が増えた

3点目は人脈が増えたことです。

養成講座で知り合った仲間もそうですが、SNSで知り合った方、取引先のキャリコンの方など、様々な人脈が増えました。

人脈により、高校の求人票を配布するお仕事などを依頼されることも多々あります。

人間関係も良好になった

4点目は、キャリアコンサルタントの傾聴や客観的に物事を見る力を養えた結果、人の話をよく聞くようになりました。

その結果、以前よりも人間関係が良好になりました。

転職にも有利になった

5点目は、転職にも有利になったことです。

今までは人事の経験がありましたが、対外的に証明するものがありませんでした。

キャリアコンサルタントと履歴書にかけることで、転職に有利になったと感じます。

実際に転職エージェントなどのスカウトもキャリアコンサルタント関連のものが増えています。

詳しくは、「キャリアコンサルタントの取得メリット」の記事をご覧ください。

キャリアコンサルタントの今後の需要や将来性は?

結論、現状の需要は多くはありませんが、将来的に需要は高まります。

理由は下記の3点です。

  1. AIにとって代わることのないスキル
  2. 成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増える
  3. キャリア教育の企業ニーズが高まる

AIにとって代わることのないスキル

第3次人工知能ブームと言われる中、AIに奪われる仕事(スキル)やAIに奪われない仕事(スキル)が注目されてくるようになりました。

AIに奪われない技術

営業職

介護職

カウンセラー

コンサルタント

人事管理スキル

データサイエンティスト

上記のAIに奪われない仕事(スキル)には、様々あります。

人事管理スキルはAIでは処理不可能

そのなかに、「人事管理スキル」があります。

人事管理スキルには、心理学から人的資源に関する法律の問題まで様々なものがあります。

このようなものは、AIがとって変わることは難しいです。

ロボットは人間の心は読めない

ロボットに人間の心まで支配される…そんな未来くるでしょうか?

「空気を読む力」や「その場しのぎ力」といった、ロジカルに説明できない力は、ロボットには肩代わりは不可能です。

人が感じる、共感や信頼関係をロボットに構築することは不可能です。

つまり、心理学を学んだカウンセラーやキャリアコンサルタントの仕事はAIにとって代わることは出来ません。

成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増える

成果主義が進むとキャリアコンサルタントの出番が増えます。

理由は、終身雇用ではなくなるからです。

日本は終身雇用の結果、メンバーシップ型採用が普及

日本では、「メンバーシップ型」と言われる、「この会社の所属員として、いろいな部署を経験して、色々な仕事をしていきますよ」という考えが広く定着しています。

メンバーシップ型の働き方は、いわゆる「年功序列」で給与が決定します。

一方、欧米はジョブ型採用が定着

一方、欧米では、「ジョブ型」が定着しています。いわゆる成果主義で、「仕事の大きさで年収が決まる」ものです。

日本の大手企業である、「日立」、「富士通」、「資生堂」でもジョブ型導入をしたことで話題になりましたね。

今後、日本もジョブ型導入していく企業が増えてきます。

つまり、成果主義が進むということです。

トヨタ自動車も終身雇用を守るのは難しいと発言

経団連の会長やトヨタ自動車のトップが口を揃えて、「終身雇用を守るのは難しい」と発言がありました。

トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。

13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。

引用元:日経ビジネスより

昭和の高度経済成長時は、会社も定年まで人材を面倒を見るという文化がありました。

一方、令和の時代はとても会社が定年まで面倒を見てくれる局面ではなくなっています。

  • 副業の解禁
  • 退職金の削減(廃止)
  • 年功序列の廃止
  • 成果主義への移行
  • 自律を促すためのセルフキャリアドック
  • AI推進による単純なマニュアルワーカーの削減

これから日本は、欧米化していきます。

高度経済成長の際、欧米が行っていた年功序列を真似たように、ジョブ型もアレンジしながら真似ていくでしょう。

ジョブ型化するとキャリアコンサルタントの出番が多くなる

ジョブ型化すると、キャリアコンサルタントの出番が多くなります。

理由は、フリーランスやパラレルワーカーが増え、キャリアについての関心が高まっていくからです。

また、サラリーマンへのキャリア教育も非常に大切になっていきますね。

サラリーマンのキャリア教育を大切にしないと、定着しないからです。

キャリア教育の企業ニーズが高まる

2016年に改正された、職業能力開発促進法という法律では、企業は「キャリアコンサルティングの機会の提供とその他の援助」を義務付けるように規定されました。

これにより、企業は従業員へのキャリア研修、キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティング、そのフォローアップが必要となり、これらを担うキャリアコンサルタントの育成・確保が必要不可欠となっています。

大手企業がキャリア支援室を創設

実際に、伊藤忠商事㈱様や、㈱エーピーコミュニケーションズ様などは、キャリア支援室を社内に作っているようです。

グッドキャリアプロジェクトの表彰も話題に!

「グッドキャリアプロジェクト」とは、厚生労働省が行う、労働者の自律的なキャリア形成などの取り組みを行っている企業に対する表彰です。

表彰された企業の理念や取組内容、具体的な効果などを広く発信することで、キャリア形成支援の普及・定着を促すことを目的として実施されています。

公平な立場による表彰によって、企業のブランドイメージがアップし社会的信用が得られるだけでなく、従業員のモチベーションアップにもつながります。

社内キャリコンのニーズが拡大する

このように厚生労働省が主体となって、グッドキャリアアワードという表彰をしておりますので、企業内キャリアコンサルタントの活躍の幅が広がりそうですね。

その他、キャリアコンサルタントを活用したキャリア形成の仕組みを導入、実施した企業に補助金の助成があります。

今後、補助金の助成が増えることも考えられ、ますますキャリアコンサルティングの重要性は拡大するでしょう。

詳しくは「キャリアコンサルタントの将来性はある?」の記事をご覧ください。

さいごに

まとめ

学科試験と論述試験は独学で合格可能。

→なぜなら、本や動画での対策が可能だから。

・面接試験は、独学では合格は難しい。

→なぜなら、試験で得点を得るための「クセ」や「コツ」があるから。

一発合格を目指すのであれば、養成講座に通うことが最短の道のりです。

養成講座については、比較の記事を書いていますので、ご覧ください。

おすすめの養成講座は、「地域連携プラットフォーム」です。

無料ですので、「オンライン説明会」や「資料請求」をしてみて下さい。

一般社団法人地域連携プラットフォーム 公式サイト

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また、私はキャリアコンサルタントの特化サイトを作っています。

キャリコンに興味のある方、キャリコンの試験を控えている方は、ぜひ一度ご覧ください。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。